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花の宴-緋-

沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

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コロッセオ

イタリアから帰ってまだ4日しか仕事してないのに、もう一ヶ月分働いたような感覚です。会社行って仕事することに変な違和感が。

旅行に行ってリフレッシュ☆とは明らかに違う、なにこの寂寥感。
ノーマルエンドとかで異世界から帰った神子様がたは、きっとこんな気分だったんじゃないかと思う今日この頃です。はやく社会復帰せな・・・!


________________________________
そんなわけでコロッセオ。
主なところは空のブログ見てください。


今回の旅行はローマ・フィレンツェ・ヴェネチアの3都市を巡るもの。
完全フリーなため、一人1都市を担当してプランニングとガイドをすることになってました。


ローマはK氏。K氏は、相当なカエサルファン。
K氏にとってのカエサルは、私にとってのプー。
コロッセオの解説をするK氏はガイドさんみたい・・というか、ガイドさんが熱を帯びた何者かでした(笑)


テルミニ駅からコロッセオまでは、Via Cavourをまーっすぐ歩いて20分(地図を見てがんばって思い出してます)
寄り道しつつも迷うことはなく、あれじゃね?と、極めて分かりやすい外観ですぐに分かりました。でかいし。


朝9時。拍子抜けするくらいすんなり入場できました。
ツアーの団体客などは10時頃に到着することが多いらしく、ちょうど私たちが見終わった頃に混んできました。


コロッセオの周辺には、剣闘士などの↓レイヤーさんたちがいます。

5ユーロで一緒に写真撮れます。営業にも抜かりない。
今度、日本で合わせやりませんか?


コロッセオの地下部分

今はむき出しになっていますが、昔は、舞台でふたがしてありました。ここに、猛獣や剣闘士、囚人が控えていて、上にせりあがる仕組みです。テイルズとかRPGのコロシアム系ミニゲームでも、よくせりあがってくるよね!

石版があった。

何が書いてあるのかは不明。この石版にキスすると、もっかいここに来れるんだったらしいよ!
とりあえず、古代文字を解読しようとしている空、という設定の写真を撮って楽しみました(笑)


穴にはまってる俺様もかっこいいぜ!

コロッセオは盗掘も多かったらしく、この穴がそうかは分からないけど、壁に穴がすっごい空いてます。

穴から顔を出す小さな眉毛ちゃんは妖精さんである。



そのほかにも、なぜか空いてたコロッセオで、無駄にかっこいいK氏や空を撮りまくりました。
遙か昔には何かだったのであろう石版や柱のかけらも、スタジオセットとして最高です。(←明らかに間違った楽しみ方)


コロッセオをゆっくり見てまわった(というか撮ってまわった)後、フォロ・ロマーノへ行く道。


ローマの支配地域の変遷をあらわしたレリーフもありました。

ローマじいちゃんはほんとに強かった。


この道沿いには、いろんなエンターテイナーがいます。
可愛いおそろいの民族衣装を着て歌う2人の女の子(すごいうまい)、見たことが無い楽器で不思議な音楽を奏でる人、ツタンカーメン・・・。



ツタンカーメン・・・え、なんで?(笑)



歩道に、金色に輝くツタンカーメンが立ってます。
最初は、置物だと思いました。
でも、足元にお金を入れるためと思しき入れ物が置いてあるのです。


人か?人なのか?
微動だにしないのですが、よく見ると体表面は布のようです。


不審がって遠巻きに見ていると、観光客のグループがツタンカーメンに近づきました。
とりあえず様子をうかがう私たち。


観光客、入れ物にお金を入れた・・・!ぐっじょぶ!
ところが、反応を示さないツタンカーメン。足りないというのか。
もうちょっとお金を入れた観光客。



するとツタンカーメンがなんと・・・・



ゆー・・・っくりおじぎをした!!



て、それだけかよ!!


10種類くらいのツッコミが一瞬にして頭を支配しました。


見れば、ツタンカーメンは向こうの歩道にもいる。
しかも我々は、ツタンカーメンが衣装(?)を脱ぐ瞬間も目撃。
中身は普通の人だったある。


しかし、何者なんだこの人たち。
ツタンカーメンのプロ?確かに、あそこまで徹底して微動だにしないことは、誰にでもできる技術じゃない。


なに、こういう仕事?もうかるの?
それとも罰ゲーム?劇団の新人を鍛える場?


結局なんだか分からなかったけど、これだけは分かった。
ぜったいきつい、この仕事。夏ぜったい地獄!


人と喋らないでできる仕事があったらいいな・・・と常々思っていますが、転職しても、ツタンカーメンだけは避けたいと思います。

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ローマの街角

イタリア旅行記。
観光地以外の、普通のローマの街の風景です。


イタリアに降り立って最初の目的地はローマのコロッセオ。
ホテルから歩いて行きました。20分くらいの道のりです。
天気は晴れ。朝8時のローマは人も少なです。


・・・やべえ、ここ、外国だ。

どうにも非現実な街並みを見て、今更ながら、世界地図なんかが頭の中にうかびました。
自分今、ほんとにこの長靴半島にいるらしい、みたいな。
ちょっと歩くとすごい建物が見える、というか、目に見える景色すべてがすごい。
どこを写真撮っていいかわからない(笑)


周りにあるどの建物も、数百年単位で古いものなのです。お店も、ホテルも。特にローマは、紀元前なんてのもあるらしい。
100年経てば文化財な日本からは想像もできない古さです。
見ず知らずの古代や中世の人が、今自分が住んでる建物に住んでいたというのはどんな感覚なのか、途方もない。
石造りの壁は剥がれて、蔦が絡まっています。


裏道が素敵。

観光客で賑わう表通りをちょっと外れると、現地の人の生活道路になります。
私とK氏は、どうにも裏道が好きらしく、すぐに細い道に入っては空を困らせました。
特にK氏は、旅行の最期まで裏道ハンターと化していました(笑)


洗濯物が干してあったり、舞台の広告がはってあったり、人も少なく光の差さない裏道は表通りとは別世界で、中世そのままの空間で街の人が普通に生活しているのがとても不思議でした。


普通に歩いてるだけで、眼レフ持ったウサがいれば大変なことになりそうなスポットをたくさん見つけました。これは、コロッセオに行く道で見つけた石の階段。

上のトンネルが気になって、寄り道してみました。


かなり古そう。
薄暗い石造りのトンネルは、ひと気のない静かな空間でした。

こんな素敵スポット、差し当たってやることは決まっています。
当然撮ります、無駄にかっこいいポーズとアングルの写真(笑)犠牲者は主にK氏。
もう、ローマの街をレイヤーに開放してくれればいい!←ローマの人に謝れ


いつの時代にかかれたんだろ。ランプも素敵。

クラシックなランプ・・・ではなく、実際古いのがすごいとこ。


テヴェレ川沿いを歩いて、ヴァチカンへ向かう道。
広い川が気持ち良い眺めで、街路樹がきれいに並んだ広い歩道をひたすら北へ。
そろそろ、足が疲れて腹が減ってきたころでした。


テヴェレ川とティベリーナ島。

ティベリーナ島は、島というより、でっかい中州です。
釣りをしたり、お昼を食べて昼寝したり、みんなのんびり過ごしてました。
このへんで適当にパニーニ買って食おうぜ、という話にもなりました。

ファブリチオ橋。

ティベリーナ島につながる二つの橋のひとつです。
このときはいいかんじの橋だと思って撮っただけでしたが、今調べたら、この橋もBC62年のものだった。紀元前ktkr…!


スペイン広場近くのマック。マックカフェ。黒い。

中は、普通のマックと違ってオサレなかんじ。ショーケースにケーキも並んでた気がします。
マックは旅行中に、別の都市でも何軒か見ました。入ったのは、難民生活のときのメストレだけだけど。


うろ覚えな知識ですが、イタリアでは地元の食文化をとても大切にする国らしく、マックが出店するときもいろいろ揉めたらしいです。
特にフィレンツェでは、「出店するのはいいけど、バーガーは売っちゃダメだだからね☆」(VSめりか)と。イタちゃん、強い(笑)
でも、実際フィレンツェのマック見たら、バーガーあった気がする。押しきれなかったのかしら。


道行く人が、道端で立ち止まって、クスクス笑っています。
???
近づいてみると、道とフェンスの隙間に、たくさんのガラクタ・・・いや、アートと呼ぶべきなのか(笑)、いろんなものが置いてありました。



たとえばこれは、ガラスの下に小銭が置いてあって、「困ったときはこのガラスを割って使ってください」というようなことが書いてあります。

あ、この石で割れと。でも、使えっても、こんな30円にも満たないような金額(笑)

他にも、「私の作品です。素晴らしいと思ったらお金を置いてください」と書いた横にただのネジが1本置いてあるとか、とにかくくだらないジョークが書かれた「作品」がずらーっと並んでました。おもしれー・・・というか、こういう場があるのが面白い。
イタリアって、誰が書いたかわからない壁の落書きまで、ユーモアとデザインがすごいのがたくさんあるのです。詳しくはフィレンツェで。


しかし、イタリアの古都の街並みはほんとにきれい。
日本はどうしてあんなにゴチャゴチャしてるのかな・・・と、旅行中よくみんなで話しました。
でも、石造りの家と木造の家の違い、気候の違いとかで、結局日本は無理なんだろうな・・・という結論になりましたが。


建て替えるなら当然最新の建物を建てるわけで、あえて藁ぶきを建てるわけがない。仕方ない。
伊勢神宮ですら、文化財なのに建て替えの代表格ですから。


日本は、どちらかというと、無形文化が残ってるのが多いのかも。
伊勢神宮にしても、数百年昔から伝わった技術とか建て替えの方法とかを大切に受け継いでるんだとか。
小さいことでは、おりがみの折り鶴も、平安時代に今のかたちになって、1000年以上変わってないらしいし。
そう考えると、折り紙もなめられない無形文化財です。


イタリアの古都は(他のヨーロッパもかもですが)、街がまるっとひとつの芸術作品になってるあたりが流石。それが、遺産として保存されてるのではなく、今でも街として生きてるのがすごい。外壁は紀元前なのに、中は現代的でオサレな洋服屋さんだったりするのが面白いです。


でも。もしも日本が強制的に脱引きこもりせずに今に至ったなら、現在はどんな街並みになってたんだろ、とか考えちゃいます。


・・・なんか、関係ないこといろいろ書いて長くなった。
とにかく、ローマらぶ。

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イタリアのテレビ事情・・・というか、オタク事情

こんばんは。
昨日帰省して、今日東京に帰ってきました。
スパコミのために☆(おわった)
なんたる無駄な移動。
でも、イタリアのお土産は渡してきたかったのです。


甥っ子が両親を楽しませてくれているので、娘はこっそりオタクに戻ります(笑)
GWを2日で帰るとか、ほんと、甥っ子が生まれて家が賑やかになったからこそできたと思う。


今日は、甥っ子が珍しく背中にひっついてきたと思ったら、

「んま!んま!」

と言います。


んま=うま。
所詮私は馬・・・か。
ああ、やってやるよ、おまえはまったく良い性格に育ってるよな・・・!(←うれしい)



2歳児を背中に乗せて、四つん這いで歩く(案外難しい)
ああ・・・そういえば、眉毛もよくちびめりかを背中に乗せてお馬さんをやってる・・・(非公式で)


・・・お馬さん、案外、萌える。

__________________________________________


さて、イタリアのテレビです↓
スペインの天気予報(なぜかやってる)

全国予報、細かすぎる。
親分も、こんだけぎっしり雨マークつけられたら気が滅入ると思います。(傘マークは出ないんですね)


なんか、すごく古いかんじの日本のアニメやってた↓


・・・と思ったら、アクエリオンはじまった!!

よもや、こんなとこでお目にかかれるとは思わなかった。
セリフはすべてイタリア語。違和感はなかったですよ。
どのアニメ番組でも、OP/ED曲は割愛されていました。


現代のヨーロッパの子供は日本のアニメを見て育つ・・・という話は、本当っぽい?
ハイジもやってたよ!


フィレンツェの近く、ルッカという街では、年にいっかい、イタリア最大のOTAKUイベントが開催されているようですし。
嬉しいんだか悲しいんだか(笑)


ヴェネチアで、すごい広告見つけた↓

ヴェネチアと言えば、中世の街がそのまま生きている、水の都。
迷宮のように複雑に横たわる水路、そこから生えるように建つ数百年の時を越えた石造りの家々、ゴンドラ乗りの歌声とアコーディオンの不思議な音色・・・。
歩いているだけで雰囲気に飲み込まれてしまうヴェネチアの幻想的な裏道で、ダメだろこれは(笑)
一気に、生温かい現実に引き戻されました。


ちなみに、広告には、マンガ・スタイルにおける聖人のイコノグラフィー(図像学)というようなことが書いてあり、開催日時が記してありあます。(合ってるかわからんけど)


何かの講演会・・・ですかね?
絵からすると、マンガの中で聖人がどのように描かれているか、とか?
だとしたら、すごく面白そう。
キリスト教圏のヨーロッパだからこそ、そういうのも研究の対象になり得るのか。


でも、このポスターはダメだと思う(笑)



イタリア語のハガレンが売ってたので、買ってきました☆

6ユーロ。
上記のようなかんじなので、漫画も相当売ってるんだろうと思って本屋さん行ったら、予想以上に少なかった。
フィレンツェでいちばん大きい本屋(『EDISON』買う前の本が読めるカフェがある。イベントスペースもある。3階建)行ったのに、ほんと、小さな一角だけ。


どの本屋さんでもラインナップはだいたい同じで、ナルトとか、なぜかママレード・ボーイとか。
あと、天使禁猟区も売ってたのですが、いいのか、これは。文化的に。


とにかく、流通的にはこれからってかんじです。
それとも、これが限界なのか。
オタク人口は、多くはないにしろ、そんなに少なくもないと思うんだけど・・・。
もしイタリアにメイトができたら、どうなるんだろう?


ハガレンの中身です↓

擬音語はそのまま残ってるんですね。
日本語のコミックと突き合わせてよむのが楽しい。


しかし、写真のページもそうであるように、イタリアのコミックは、印刷ミスのようなものをよく見かけます。
表紙がよれてたりね。
空が言うに、日本だったら返品ものだそうな。


特に日本人なんかは、こういうのに対して、不良品だ、仕事なんだから適当にやるなと怒る人もたくさんいそう。
でも私は、こういうゆるいイタリアクオリティが大好きです。
イタリア人見てると、たぶん、自分に優しくて人にも優しいんですよね。日本はその逆で。
日本人の精神構造は、ちょっとだけ「損」。良い悪いじゃなくて。

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フィウミチーノ空港

イタリアで買ってきたグラッパ(アルコール度数50度)を、ファンタパイナップルで割ってみました。
飲んでるときはあまりお酒を感じないのに、飲んだ後にカッとくるかんじ。
ホットレモンで割っても美味しかったですよ。




------------------
さて、フィウミチーノ空港です。
飛行機に15時間乗ったうえに、乗り換え便ではビールを飲み、一睡もしてなかったのでけっこうヘロってます。


空港に到着したのは22:30頃。
降りてそっこうトイレに行った私たちは、完全に他の乗客の列を見失いました。


この空港、恐ろしいほど人がいない
あるのは、アルマーニのエロい広告だけです。

とりあえず荷物荷物・・・
表示板の英語とイタリア語をたどりつつ、なんとか荷物受取の場所に行くと、完全に取り残された私たちの荷物が回ってました。


そして、


私の荷物からヒーローが独立してました。
・・・ちくしょう・・・なんでだよ・・・くそっ・・・!

行く前はこうだった↓

(シールの位置は、撮影後に貼り変えた)


自由を選んだ米に想いを馳せつつ、次は入国審査のゲート


・・・が、無かった。いきなり外だった。
え、これ、いいの?不法入国とかならない?
オランダでEU入りしたからOKということだろう、という憶測で先を急ぐことにしました。


EUでひとつの国扱い。
何百年も何千年も戦いを繰り返したあいつらが手を取り合ってひとつに・・・!
と、EUにへんな感動がブワっときたのは秘密です。
でも、眉毛の通貨は、なぜユーロじゃないんだろう。


さて、23時半発のレオナルド・エクスプレスに間に合うよう、人っ子ひとりいないロビーをしばらくウロウロしたあと、第一イタリア人発見!


心臓酸欠になるくらいドキドキしながら道を聞いてみたはいいが、答えが聞き取れない。
向こうが英語を交えてくれたおかげでやっと分かった。
ジローラモのは分かるのに!(テレビは文字出てるからな)


で、教えてもらったエレベーターからホームまでが、こんなだった。

全部二股に分かれてるの。こんなダンジョン見たことあるよ。


どこかの股の途中で、謎の女性が道を教えてくれました。
ナイスRPG。
しかし、係員でもないし、終電近いのにどこかへ行くそぶりもないし、あの女性はどういった人だったのだろう・・・
あとでお金請求されるんじゃないかと、内心ヒヤヒヤしてた私と空(笑)


結局、はじめてのイタリアのこと、券売機の使い方も分からず、窓口も閉まってて、かつ、目的のローマテルミニ駅からホテルを深夜に歩くのは危険と判断し、タクシーを使うことにしたわけです。


タクシー乗り場の前で、日本人ではないアジア人の女の子に話しかけられました。
訳あって、空港あたりで一晩過ごさなくてはならなくなったけれどどうすればいいかと・・・。
私たちもイタリア初心者なので、助けることもできず、その場は別れました。
あの子、どうなったかな。若い女の子一人だったから心配だった。



さて、非正規タクシーも正規タクシーも白いから分かりにくいけど、正規タクシーにはローマの紋章入ってるよ!
深夜でお客も少ないせいか、運転手さんたちが楽しそうにダベってました。
なんとか交渉も完了し、あとはホテルに行くだけです。


おっちゃん、一般道で130キロ出してて、上陸して早々、死と隣り合わせでした。
事故ったら確実に、真ん中に座ってる空が漫画のようにフロントからとんできます。
イタリア人はハンドル握ったらレーサーになるという話は本当だったんだ。


でも、ラジオからお気に入りの音楽な流れてきたらしく、おっちゃんは音量をアップ。
良い曲だろ?というかんじで目配せし、ハンドルを指でたたき、リズムをとってのりのりです。
日本のタクシーではありえないこの空気。
ここ、イタリアだ・・・!


ホテルに着き、Buona notte!とおっちゃんに別れを告げて、入ったホテルのフロントのおっちゃんは、タクシーのおっちゃんに負けないテンションの持ち主でした(笑)

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アムステルダム スキポール国際空港

イタリアから帰ってからというもの、現実が現実すぎて、あの日々は夢だったのかと思えてきます。
できるなら、またイタリアに戻りたいです。
でも、もっとできることなら、精神と時の部屋で眉毛とプーのことだけを考えて生きていたいんですが神様どうでしょう。



さて、乗り換え空港であった、アムステルダムのスキポール国際空港です。


さすがオランダだけあって、チューリップ屋さんがきれいです。

薔薇の花束をもらうより、チューリップの花束をもらったほうが、なんか嬉しい気がする、という話をしました。
普段なら明らかに薔薇であろう兄ちゃんが、ほんのちょっと照れながらチューリップの花束を差し出したら(眉毛に)ドッキュンだと思うのだ。


空港のマックでくつろぐ、ドナルド氏を発見。

周りの客に溶け込みすぎてて逆にこわい。


空港では、セグウェイが大活躍してました。
実用化されてるのはじめて見た。
楽しそうすぎる!
セグウェイは、ローマのコロッセオでパンフを配るお姉さんも乗ってました。ヨーロッパでは意外と普通・・・?


あと、空港内の移動は長距離なため、親御さんが、お子様を荷物用ののカートに乗せて移動してます。
おしりだけ籠に入ってたり、足元の網の部分にこっそり乗ってたり、
なにあれかわいい!!
空が身もだえして萌えてたのは言うまでもない。


日本なら「危険ですのでやめてください」行為が普通なのが、欧米の素敵クオリティです☆



・・・と、チューリップやら天使のようなお子様やらにほだされてフラフラし、チョコ屋さんやおもちゃ屋さんにまで立ち寄り、ヨーロッパ上陸にワッホイしつつテロテロと乗り場ゲートに向かったら、係員のお姉さんに素で怒られました。
よくわからんかったけど、ハリーアップ!!的に。


時計を見ると、出発10分前・・・。うん、ですよね(笑顔)


はしゃいでる最中、放送で、Japaneseという単語が聞こえた気がしたんだぞ☆


そんなわけで、空港だけでもオランダを楽しみたかったけれど、乗り換え時間がそんなに無かったのが残念。
別のKLMに乗り換えて、一路ローマ フィウミチーノ空港へ。

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飛行機の窓

今日は、起きたら9時40分でした。
二度寝ではなく、普通にさわやかに目覚めたらこうなってました。
こういうとき、実は時計が狂ってるんだかとか、今日土曜日だよ☆とか、人間いろんなことを考えますよね。
死ぬほど急いで出社したわりに、誰にも遅刻だと気づいてもらえなかったのが、逆に悲しい。
これ、ある意味時差ぼけ・・・なのか?


さて、イタリアを書かねばと思うも、どこから書けばいいのかさっぱりです。
だって、本一冊書けるくらいいろんなことがあったんだぜ!?


時系列順には空が書いていってくれてるので、私は、撮りまくった写真を無駄にせぬよう、重箱の隅をつつくようなことを書いてきたいと思います。
ええ、ぜったい書き終わらないフラグですね。
モンゴルの二の舞になりませんように・・・


まずは、飛行機の車窓(?)から!

いろんな意味でお世話になったKLM。
王冠のロゴがかわいい。


なんか、こんなルートで飛んできました。
日本→アムステルダムまで12時間。
アムステルダム→ローマまで2時間。
帰りも同じルート。でも、なぜか帰りの方が2時間早かった。


日本の北の方の、どっかの山。
雪をかぶった山脈が延々と続いてます。
奥羽山脈・・・?



これ佐渡だ!ぜったい佐渡だ!



ロシア上空。
窓の下は、地平線の向こうまで延々と続く真っ白な地表でした。

青空とのコントラストが本当にきれいで、見渡す限り、一点の曇りもない白です。飛行機は相当高いところを飛んでいるはずで、近くに見える雪の山に遠近感が狂います。地球、惚れる・・・

ロっ様の国は、広大だけど、本当に雪と氷しかないんですね。
イタリアでもいろんな絶景を見たけど、雪のロシアがこの旅行で一番の絶景だったと思っています。

でも、飛行機って、みんな窓閉めちゃうんですよね。
ずっと見ていたかったけど気まずくて閉めて、でもどうしても見たくてトイレに行った帰りにそのへんの空いてた窓を覗いてたら、目の前に空の席がありました(笑)

どうしてみんな、こんなにすごいのに窓閉めちゃうんだろう・・・
見慣れてるんですかね^^;


オランダ上空。ヨーロッパktkr!!(ロシアもだけど)

モニターには「イギリス海峡」の文字。
真下に、眉毛や兄ちゃんの本ものがいるのかと思うと、あれです。
はじめてパシフィコで生の八葉声優見た時みたいな高揚感。(規模が違う)


よく見ると、いたるところに風車。

オランダといえば、風車とチューリップ。
つまようじみたいに刺さってるのがそう。飛行機から見えると思わなかった!
ほんとに風力発電の国なんだな~。

着陸直前で写真が無いのが残念ですが、広がるチューリップ畑も見えました。
日本の畑と同じような並びなのに、ひとつひとつがピンク・黄色・紫・赤なの。パッチワークみたいでかわいかった。

あと、オランダの街って、気持ち悪いほど精密な同心円状に並んでるというかなんというか、蜘蛛の巣か巨大迷路みたい。
家はぜんぶ三角屋根でかわいい。こういうの見ると、外国に来たな~と実感します。


行きの飛行機では他の2人と別れてひとりでした。
私は窓際で、横は、(なに人だろ?)欧米系の夫婦。
狭い客席で出入りが難しいのですが、その夫婦、私がトイレから戻るまで通路に立って待っててくれたのです。
優しいお隣さんに恵まれてよかった。
横でコルダ3やってて、日本の恥さらしでごめんなさい(土下座)


こんなかんじで、コルダやったり映画見たりしてるうち、アムステルダムまでの12時間はあっという間でした。


アムステルダムからイタリアまでは、なんかこう、ビール飲んでぼーっとしてた。



・・・・と、ここまではただ楽しいワクワクでいっぱいの、どんな未来が待ち受けているかまだ知らない、無邪気な車窓です(笑)


帰りの飛行機。ヴェネチア→アムステルダム。
アルプス山脈!



再び、ロシア上空。空の真ん中から、オーロラみたいに薄紫の線ができて、夜が明けていきます。

反対側の窓なら、朝日で光り輝く雪原とかが見えたのかも。
向かいの窓がすごく赤かった。

まさか、行くときは、半月も滞在することになるなんて思わなかったですよ。噴火難民・・・
いろんなことが走馬灯のように思い出されます。
なんとも感慨深い朝日でした。



今回で、飛行機嫌いがわりと克服されたかもです。
むしろ好き・・・なんて(きもい)


飛行機の窓際最高!ユーラシア越え最高!
海や川や町が、精巧に作られたジオラマみたいで、いくら見てても飽きないです。寝るのがもったいなかった。
太陽とか雲の加減でいろんな光のコントラストができて、海の波が模様みたいで、世界中のどの絶景ポイントよりきれいなんじゃないかと思いました。

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イタリア旅行インデックス

1日目(成田→ローマ)
<
飛行機の中で、いろんな意味で冥加に夢中になる。

2日目(ローマ)

ローマの名所を全部廻ったら4万歩になった(空の日記参照)

3日目(ローマ→フィレンツェ)

花の都で、ママレード・ボーイが頭から離れなくなる。

4日目(フィレンツェ)


フィエーゾレの遺跡ではしゃぎすぎる。

5日目(フィレンツェ→ヴェネツィア)


この頃、アイス君も頭パァンしていた。

6日目(ヴェネツィア)


イタリアも今日で最後と思っていた

7日目(ヴェネツィア→メストレ)



以下、難民生活☆

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ZAWATA



念願の坐和民。
和食は最高だ!天晴れだ!


14日間をともにしたプーも、もちろん連れて行きました。
連れまわしすぎて、襟元がはがれたりしてます。
プー眉のおかげで、難民中も相当癒されました。
プー眉ありがとう、おつかれ!!(笑)


トイ・ストーリー的に言えば、遊んでもらえるぬいぐるみはとても幸せものである。
でも、我らは、プー眉に、そうとうひどい仕打ちをしてきたと思われます。
左側はプです(推して知るべし)


この先のレポにも、プー眉ちゃんがたくさん出てきます。
かわいがってください☆

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Gentleman

アムステルダムにて、英国紳士に会いにけり。

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半島脱出

アムステルダムなう。
着陸のとき拍手おこった。

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ピク
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性別:
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職業:
名誉ネオロマンサー
趣味:
暗くて狭い場所にはまること
自己紹介:
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は、今日も元気にプーと眉毛と髭に恋しています。

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