イタリアから帰ってまだ4日しか仕事してないのに、もう一ヶ月分働いたような感覚です。会社行って仕事することに変な違和感が。
旅行に行ってリフレッシュ☆とは明らかに違う、なにこの寂寥感。
ノーマルエンドとかで異世界から帰った神子様がたは、きっとこんな気分だったんじゃないかと思う今日この頃です。はやく社会復帰せな・・・!
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そんなわけでコロッセオ。
主なところは空のブログ見てください。
今回の旅行はローマ・フィレンツェ・ヴェネチアの3都市を巡るもの。
完全フリーなため、一人1都市を担当してプランニングとガイドをすることになってました。
ローマはK氏。K氏は、相当なカエサルファン。
K氏にとってのカエサルは、私にとってのプー。
コロッセオの解説をするK氏はガイドさんみたい・・というか、ガイドさんが熱を帯びた何者かでした(笑)
テルミニ駅からコロッセオまでは、Via Cavourをまーっすぐ歩いて20分(地図を見てがんばって思い出してます)
寄り道しつつも迷うことはなく、あれじゃね?と、極めて分かりやすい外観ですぐに分かりました。でかいし。
朝9時。拍子抜けするくらいすんなり入場できました。
ツアーの団体客などは10時頃に到着することが多いらしく、ちょうど私たちが見終わった頃に混んできました。
コロッセオの周辺には、剣闘士などの↓
レイヤーさんたちがいます。

5ユーロで一緒に写真撮れます。営業にも抜かりない。
今度、日本で合わせやりませんか?
コロッセオの地下部分

今はむき出しになっていますが、昔は、舞台でふたがしてありました。ここに、猛獣や剣闘士、囚人が控えていて、上にせりあがる仕組みです。テイルズとかRPGのコロシアム系ミニゲームでも、よくせりあがってくるよね!
石版があった。

何が書いてあるのかは不明。この石版にキスすると、もっかいここに来れるんだったらしいよ!
とりあえず、古代文字を解読しようとしている空、という設定の写真を撮って楽しみました(笑)
穴にはまってる俺様もかっこいいぜ!

コロッセオは盗掘も多かったらしく、この穴がそうかは分からないけど、壁に穴がすっごい空いてます。
穴から顔を出す小さな眉毛ちゃんは妖精さんである。

そのほかにも、なぜか空いてたコロッセオで、無駄にかっこいいK氏や空を撮りまくりました。
遙か昔には何かだったのであろう石版や柱のかけらも、スタジオセットとして最高です。(←明らかに間違った楽しみ方)
コロッセオをゆっくり見てまわった(というか撮ってまわった)後、フォロ・ロマーノへ行く道。
ローマの支配地域の変遷をあらわしたレリーフもありました。

ローマじいちゃんはほんとに強かった。
この道沿いには、いろんなエンターテイナーがいます。
可愛いおそろいの民族衣装を着て歌う2人の女の子(すごいうまい)、見たことが無い楽器で不思議な音楽を奏でる人、ツタンカーメン・・・。
ツタンカーメン・・・え、なんで?(笑)
歩道に、金色に輝くツタンカーメンが立ってます。
最初は、置物だと思いました。
でも、足元にお金を入れるためと思しき入れ物が置いてあるのです。
人か?人なのか?
微動だにしないのですが、よく見ると体表面は布のようです。
不審がって遠巻きに見ていると、観光客のグループがツタンカーメンに近づきました。
とりあえず様子をうかがう私たち。
観光客、入れ物にお金を入れた・・・!ぐっじょぶ!
ところが、反応を示さないツタンカーメン。足りないというのか。
もうちょっとお金を入れた観光客。
するとツタンカーメンがなんと・・・・
ゆー・・・っくりおじぎをした!!
て、それだけかよ!!
10種類くらいのツッコミが一瞬にして頭を支配しました。
見れば、ツタンカーメンは向こうの歩道にもいる。
しかも我々は、ツタンカーメンが衣装(?)を脱ぐ瞬間も目撃。
中身は普通の人だったある。
しかし、何者なんだこの人たち。
ツタンカーメンのプロ?確かに、あそこまで徹底して微動だにしないことは、誰にでもできる技術じゃない。
なに、こういう仕事?もうかるの?
それとも罰ゲーム?劇団の新人を鍛える場?
結局なんだか分からなかったけど、これだけは分かった。
ぜったいきつい、この仕事。夏ぜったい地獄!
人と喋らないでできる仕事があったらいいな・・・と常々思っていますが、転職しても、ツタンカーメンだけは避けたいと思います。
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