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花の宴-緋-

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ポルトガル⑲ 発見のモニュメント~ベレンの塔

■発見のモニュメント

ジェロニモス修道院から発見のモニュメントは、道路を挟んですぐ。

モニュメントがある広場からなら、でかいジェロニモス修道院の全体が見えます。

1960年に建てられたモニュメント。
ポルトガルの大航海時代が始まるきっかけとなったエンリケ航海王子の500回忌を記念して建てられたそうです。
  
エンリケ航海王子を先頭に、ヴァスコ・ダ・ガマやマゼラン、その他天文学者や宣教師たち、大航海時代の立役者たちがパッション溢れる姿勢で大洋(って川だけど。でも、この川から船が出発していったんだって)を臨んでいます。


↑は道路側から向かって右側面で、↓は裏側の左側面。

右側で意気揚々としていた人々が、気のせいでなければ、うって変わって精も根も尽き果てたかんじに。ビフォー→アフター????
おお神よ、みたいに見えるけど、航海は辛く苦しいものだった…というのを表現してるの????

広場の地面は世界地図になっています。
 

にぽーん。

それぞれの土地に、到達した年号が刻まれています。
1541年、ポルトガル船が豊後国に漂着し、領主の大友宗麟にカボチャ の種が贈られるby Wiki。
ちなみに、ザビエルもこの年にポルトガルを出発したらしいです。

お馴染みのイギリスさんです。1541年だとヘンリー8世の時代。
海に乗り出すのはもう少し先のはなし…。
 
イギリスを撮ったり踏んだりフランスとの距離を再確認したりして遊びました。
ほんとにね、スペインやポルトガルが作っていった航路と世界地図の上でビジネスを展開していくイギリスね。

モニュメントにすっごくフレンドリーなスタッフのおじさんがいて、一緒に写真を撮ってくれました。
ほんとはこのモニュメントの中にも入れるんだけどもう閉館後だったから、明日また来てね、というようなことを言ってくれた気がします。たしか。


■ベレンの塔(世界遺産)

でかい建造物って、実際より近く見えたりするじゃないですか。
発見のモニュメントとベレンの塔もまさにそれで、本当に、ちょっと行ってこれるんじゃね?って距離に塔が見えたのです。

天気予報では、明日は雨。
中に入るにはもう閉館してるけど、明日の保険で外観だけでも見に行こうじゃないか。

そう思って歩きだしたのですが、着かない。

原因として、防波堤が真っ直ぐ繋がっていなくて、時々迂回しなければならなかったこと。
そして、夕方になるにつれて天気が荒れてきて、気温は下がり、体温を奪うような強風にさらされて、歩くのがキツかったこと。
塔は明日にして引き返そうかとも話したのですが、なんかね、もうっちょっとだけがんばれば着くような気がしたんだよ!罠!

そんな寒空の中、釣りをするおじいさん。
 
テージョ川を覗くと、魚がうじゃうじゃいるのです。
同じ灰色のイワナくらいの魚が、こう、うじゃうじゃと!
何の魚だったんだろう。食べられるやつなのだろうか。

やっと着いた、世界遺産……!
 
とりあえず、川岸から、「ほう、これがベレンの塔か」と眺めます。
かつては、河口を守る要塞として、税関や灯台として、テージョ川を行き来する船のために働いていたそうです。
ごめんなさい、ここの思い出は薄い!ほんとに寒くてもうムリポ\(^o^)/
暖かかったなら、もっとこう想いを馳せたりできたかもしれない。
ベレンの塔は、私の中で寒さのメモリアルになってしまった。


パステイス・デ・ベレン


寒さから逃げるように、ベレンで有名なエッグタルトのお店へ。
けっこう広々とした店内で、座席もたくさん。壁にはやっぱりアズレージョがありました。
混雑していることが多いそうですが、幸運なことにすぐに席に座れました。

エッグタルトしか頭になかったのですが、メニューにはピザやキッシュも。
夕飯の時間だったので、晩ごはんもここで!

温かいガラオンも注文して、やっと生きた心地になりました。

キッシュもおいしかった!

この店名物のエッグタルト。粉砂糖とシナモンをお好みで振りかけて。

おいしかったんだけど、すごくおいしかったんだけどね。
正直ポルトガルで食べたエッグタルトはどれも漏れなくおいしかったから、この店だけが特別おいしかった!ってことはないんだけどね、美味しかったよ!
どこも美味しいんだエッグタルトはさ!
次の朝食べるのに、持ち帰りのエッグタルトも買って帰りました。

■ホテル
その日は高杉晋作(遥か5)の誕生日だったようで、ネオロマクラスタのウサの主導のもと、みんなで高杉さんの誕生日を祝いました。ポルトガルで(笑)
 
↑ウサが用意した「晋作」(日本酒)と、シントラで買ってきたジンジーニャでハッピーバースデー☆高杉さん♡
私とクゥは高杉さんについてはよく知らないけれど、ウサがよくコスしてるから、姿かたちはよく知ってるよ!

手前に見えるおちょこのようなものは、チョコレートで出来ています。
ジンジーニャはオビドスという町の名産なのですが、こういうチョコのカップで飲むものなのだそうです。チョコも甘いし、酒も甘い!

シントラからベレンまで。
意味がわからないほど目一杯遊んだ一日でした。

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私は、今日も元気にプーと眉毛と髭に恋しています。

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