夏です。脱毛、はじめました。
はじめて、エステという場所に足を踏み入れましてよ。
今日はカウンセリングだけだったんだけど、担当のお姉さんが心臓高鳴るくらい可愛くてどうしようかと思った。
空のこと言えない!
そして、私の足の毛が無くなったことろでこのお姉さんにはなれないもんなぁガッデム。
さて、気がつけば3カ月前になって、ものすごい今更なイタリア旅行紀です。
難民の続きを書こうかと思いましたが、番外でトイレについてです。
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いろいろなトイレに出会いました
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イタリアに行くにあたって、挨拶の次に覚えたのが「Dove il bagno?(トイレはどこですか?)」でした。
食事より交通より、トイレが無いのがいちばん生きていけないと思ったから(笑)
■便座が無いイタリアのトイレは、便座がないのが多い(写真はコロッセオの)。

(空港やちゃんとしたホテルは普通)
はじめから生産されていないのか、わざわざ取るのか、それなら何故に。
何かいいことがあるのだろうか。答えを教えてほしい。
子供はどうしているんだろう。お尻小さいから落ちるよね?
子供なりの、知恵と勇気と生きる力が試されそうな環境です。
ちなみに、私たちはどうしたかと言えば、まあ、便器の淵に普通に座します。(とても冷たく不安定)
座るのを躊躇う便器だったときは、大人なりの知恵と勇気で対応しました。
■まるすぎて落ちる洋式トイレは楕円形という常識を破る、限りなく円に近い便器に遭遇しました。
お尻、はまる。そのまま、落ちる。
すごい足開いて、落ちないように頑張らなきゃならない。
イタリア人は、実はこんなところで鍛錬を積んでいるのかもしれない。
しかし、ほんとこれ子供はどうs(略)
■いっそ和式でいいヴェネツィアのオステリアのトイレ。
空が「いいからトイレ行ってみて!すごいから!」
というので行ってみたら、なんと
便器の高さが地上15センチくらいしかなかった。
え、座るの?これ、すわっていいやつ?
日本人的には、いっそまたぐ方が正しく感じるのだが。
5歳児にも安心な高さです。でも、便座(無いけど)の大きさは同じです。
なぜここまで低くしたし。
でも、ウインクの目配せでトイレの場所を教えてくれるウェイターさんなんて日本にいないので全部許す!
■ドアは手で押さえるものヴェニスのマルコ・ポーロ空港のトイレ。
国際空港なのに、ときどきトイレのカギが閉まらない。
そんなとき、用を足しながらがんばって手で押さえるのもアリだけど、ドアの下からわざと荷物をはみ出させて入ってますの合図にするのも生きる知恵。
■秘密の小部屋フィエーゾレのバールのトイレ。
普通にトイレに行くと、鍵かかっててドアがあかない。
(使用中の気配も無いので、待っても待っても無駄だぞ!)
トイレに行くには、店員さんに鍵をもらわなければならない。
なんというRPG。
その鍵というのがまた、なんかドラクエに出てきそうなファンタジックな鍵だったりする。
で、使用後に出るときは、きちんと施錠して店員さんに返す。
トイレの何を、こんなに厳重に守っているのだろうか。
■なんかのアスレチックヴェネツィアのヴァポレットの中のトイレ。
ドアを開けて、まず混乱する。
え・・・・・トイ・・・・・レ・・・・・?
足元に、60×60cmくらいのステンレスの正方形があって、中央にかけて、浅いすり鉢状にくぼんでいる。
んで、正方形の右肩部分から、絶え間なく水が流れ出し、正方形を洗い流すようにグルグル回っている。絶え間なく。
ちなみに、これは和式トイレのようにまたぐタイプ。
アジア圏じゃない人は、使用法分からない人もいそうです。
なんとか、これをトイレと納得して用をたしていると、船が出発します。
ここからが大変です。
船が右に左に傾くたびに、
正方形の中を回る水が小さな津波となって、またいだ足を襲います。もう大変、らしいです(使ったのは空だけ)
ちなみに、他の船では普通の洋式だった。どうしたんだろう、あの船は。
■有料トイレ最近、日本でも見ますよね。
イタリアの観光地では公衆トイレなんてものが無いので、街中ではとても重宝します。
建物の壁に、「Toilet→」のような張り紙がしてあって、それを辿っていくと見えてきます。
我慢してるときなんか、宝探しの勢い。
だいたい、50セント~1ユーロが相場だけど、2.5ユーロというぼったくりもありました。
私が使ったのは、フィレンツェで60セント。
トイレの入り口でおばさんが集金しています。ちゃんと受付があるのです。
レシートまでくれる(笑)
有料だけあって、トイレはそこそこキレイ。
メストレ駅の有料トイレは、コインを入れるとドアが開く仕組みだった、と空が言ってました。
■神さまが見ているよ同じく、有料トイレの話。
サンタ・マリア・マッジョーレ塔の教会のトイレ。
50セントを、ドアの前の箱に入れることになります。
見張ってる人もいないし、お金入れないでもドアは開く。
でも、神様が見ているのでズルなんてできないのです。
ある意味、最強のセキュリティ。
■ひたすら待つしかない前にも書いたけど、メストレのホテルのトイレ。
一回流すと、30分くらい水が流れない。
なので、音を消すのに2回流す・・・ようなことをすれば大変なことになります。
無意識にやっちゃったときは、仕方ないのでそのままシャワーでも浴びるしかないです。
なんせ、便器の中身が流れないので放置するのもアレなわけで。
でも、シャワー浴び終わっても、まだ水がタンクにたまってなかったりします。
そんなときは、足の毛の処理でもしよう。
その間に、他の人がトイレに行きたくなっても、待ってもらうしかありません。
やっと水が流れときは、ちょっとした達成感を感じることができます。
ちなみに、うまくシャワーを浴びないと、トイレットペーパーが水浸しで使えなくなるぞ!
■最後に、日本のトイレ帰国して使った、新宿ルミネのトイレ。
完璧な清潔さ。フローラルな香り。思わず長居してしまう、メイクスペース。
便座がある(笑)。便座の温度調節までできる。
音を消すための心地よいBGM+音姫自動再生。
コーナーボックスがセンサーで開く。
立ち上がれば自動で水が流れ、ウォシュレットも完備。
日本のトイレ、気持ち悪いくらい過保護です。
日本よ、どうしてこんなにトイレに力を入れた。もっと設備のいいトイレだと、便器のふたも自動で開くのとかありますよね。
コーナーボックスなんて、自分で開けるから。
水も、自分で流せるから。
音姫様も、自分でボタン押せるから・・・!
なんかもっと、違うものに時間とお金と労力をかけたほうがいいんじゃ・・・
以上、イタリアのトイレ事情でした。
書いてみると、いろんなトイレがあったなって、しみじみ思います。
てか、どうしてこんなにバラエティ豊かなのか(笑)
覚えてないだけで、もっといろいろあったかもしれない。
世界のトイレ事情って、面白いです。
モンゴルの漆黒の暗トイレはいい思い出(笑)
[3回]
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