イタリアで買ってきたグラッパ(アルコール度数
50度)を、ファンタパイナップルで割ってみました。
飲んでるときはあまりお酒を感じないのに、飲んだ後にカッとくるかんじ。
ホットレモンで割っても美味しかったですよ。

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さて、フィウミチーノ空港です。
飛行機に15時間乗ったうえに、乗り換え便ではビールを飲み、一睡もしてなかったのでけっこうヘロってます。
空港に到着したのは22:30頃。
降りてそっこうトイレに行った私たちは、完全に他の乗客の列を見失いました。
この空港、
恐ろしいほど人がいない。
あるのは、アルマーニのエロい広告だけです。
とりあえず荷物荷物・・・
表示板の英語とイタリア語をたどりつつ、なんとか荷物受取の場所に行くと、完全に取り残された私たちの荷物が回ってました。
そして、
私の荷物からヒーローが独立してました。
・・・ちくしょう・・・なんでだよ・・・くそっ・・・!
行く前はこうだった↓

(シールの位置は、撮影後に貼り変えた)
自由を選んだ米に想いを馳せつつ、次は入国審査のゲート
・・・が、無かった。いきなり外だった。
え、これ、いいの?不法入国とかならない?
オランダでEU入りしたからOKということだろう、という憶測で先を急ぐことにしました。
EUでひとつの国扱い。
何百年も何千年も戦いを繰り返したあいつらが手を取り合ってひとつに・・・!
と、EUにへんな感動がブワっときたのは秘密です。
でも、眉毛の通貨は、なぜユーロじゃないんだろう。
さて、23時半発のレオナルド・エクスプレスに間に合うよう、人っ子ひとりいないロビーをしばらくウロウロしたあと、第一イタリア人発見!
心臓酸欠になるくらいドキドキしながら道を聞いてみたはいいが、答えが聞き取れない。
向こうが英語を交えてくれたおかげでやっと分かった。
ジローラモのは分かるのに!(テレビは文字出てるからな)
で、教えてもらったエレベーターからホームまでが、こんなだった。

全部二股に分かれてるの。こんなダンジョン見たことあるよ。
どこかの股の途中で、謎の女性が道を教えてくれました。
ナイスRPG。
しかし、係員でもないし、終電近いのにどこかへ行くそぶりもないし、あの女性はどういった人だったのだろう・・・
あとでお金請求されるんじゃないかと、内心ヒヤヒヤしてた私と空(笑)
結局、はじめてのイタリアのこと、券売機の使い方も分からず、窓口も閉まってて、かつ、目的のローマテルミニ駅からホテルを深夜に歩くのは危険と判断し、タクシーを使うことにしたわけです。
タクシー乗り場の前で、日本人ではないアジア人の女の子に話しかけられました。
訳あって、空港あたりで一晩過ごさなくてはならなくなったけれどどうすればいいかと・・・。
私たちもイタリア初心者なので、助けることもできず、その場は別れました。
あの子、どうなったかな。若い女の子一人だったから心配だった。
さて、非正規タクシーも正規タクシーも白いから分かりにくいけど、正規タクシーにはローマの紋章入ってるよ!
深夜でお客も少ないせいか、運転手さんたちが楽しそうにダベってました。
なんとか交渉も完了し、あとはホテルに行くだけです。
おっちゃん、一般道で130キロ出してて、上陸して早々、死と隣り合わせでした。
事故ったら確実に、真ん中に座ってる空が漫画のようにフロントからとんできます。
イタリア人はハンドル握ったらレーサーになるという話は本当だったんだ。
でも、ラジオからお気に入りの音楽な流れてきたらしく、おっちゃんは音量をアップ。
良い曲だろ?というかんじで目配せし、ハンドルを指でたたき、リズムをとってのりのりです。
日本のタクシーではありえないこの空気。
ここ、イタリアだ・・・!
ホテルに着き、Buona notte!とおっちゃんに別れを告げて、入ったホテルのフロントのおっちゃんは、タクシーのおっちゃんに負けないテンションの持ち主でした(笑)
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