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花の宴-緋-

沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

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メールをくれてる内輪のみなさま

メール返信できてなくてごめん。


いろいろとギリギリです。来週土日も餃子できそうにないごめん。またメールする!

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死にがち



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実践編

仕事の打ち合わせで、先方から、どうにもならない注文がきました。


なので、無理だということを説明し、納得してもらったのですが、帰り際、エレベーターが開く瞬間、(すごい反則なタイミング)


「でも、さっきのこと、なんとかお願いしますね!」

と言われたので、



「善処します(にっこり)」


と、返事しました。



善処します
考えておきます
また今度



答えは全て、「いいえです」(笑)



はじめて使った便利な日本語。

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金魚の妖精だよ!

前の百歌声爛…浪川さんのポニョが、どう聞いてもイタちゃんがポニョ歌ってるようにしか聞こえない。
似合いすぎる(笑)

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半島から出られない5

魔王見終わった(M氏に借りてた)
大野君の最期の場面、なぜああなったし・・・!(こんな感想でごめん、おもしろかったよ!)
現在、特典ディスクを消化中。


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(つづき)

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タクシー料金、ぜったいぼったくられた、足元見られた!
おっちゃんの無愛想さにも若干腹が立ったので、チップは渡さずに車を降りました。


メストレです。


ヴェネツィアに宿が取れなかった人、宿代を安く済ませたい場合に利用されることが多い・・・なんとなくそんな立場の街です。


案内されたのは、ホテルアリストン(☆☆☆)
今、ブログにリンクはるのにHP見てたら、なんか、いろんな意味で泣けてきた(笑)


1泊ネット価格3500円程度と聞いていたので、どんなやばいホテルかと思っていたのですが、案外普通でホッとしました。
ビジネスホテルレベルなんだろうけど、東●INとかよりは、よっぽどあたたかみのあるフロント。
フロントのお兄さんも、笑顔が素敵なイタリアーノでした。


とりあえず、お兄さんに、メストレの地図をもらいました。
地図をくれるときに、ホテルの場所と、駅への行き方と、買い物する場所なんかを書きこんで説明してくれるのは、観光地のホテルと同じ。
イタリアのこういうとこ好きだー。


とりあえず、部屋に入ってバタリ。


・・・・・・


本当なら、今頃飛行機の中だったはず。
日本帰りたくないーとか言って。


いや、これネタ的にすごいおもろいわ。
そう思ってたのは事実。


でも、これネタじゃなくて現実だから。
と、ツッコミ入れるのも自分。


しばらく3人ともベッドから動きませんでしたが、たぶん考えてたことは同じ。


なんだこの状況わけがわからん(笑)


どうにも不思議な感覚でした。
こういうことっておきるのね。え、ほんとにおきるの?みたいな。なんていうか、他人事みたい。



ふと、部屋が寒いことに気がつきました。
この部屋は無機質な白い床。
そういえば、今までのホテルは全部、暖色系の絨毯だったのでした。
ここ、もう観光地じゃないんだなーって、ぼんやり思う。


椅子とかテーブルに乗らないとテレビの主電源が入れられないとか、トイレの水一回流したら、次に流せるのは20~30分後(マジで)という事実に気がついたのは、それからおよそ1時間後です。


入口に近い天井の角っぽに、ちっちゃいブラウン管がぶら下がってました。
なぜ、あえてあそこに付けた。てか、どうやって主電源を付ける設定だったんだ。
そういえば、フィレンツェのホテルでも同じようなことがありました。


お風呂で具合が悪くなったときのSOSボタンがあるわけですが、


ついてる場所が、なぜかここ(笑)


ちなみに、紐が垂れてるわけでもありません。
助けを呼ばなきゃならない状況下で、椅子持ってきたり、棒でつついたり、すごいがんばらなきゃだよこれ!


さすが、イタちゃんクオリティです。
ヴェー、俺そこまで考えてなかったよ~☆


それはいいとして、



明日泊まる場所を確保しなきゃ。
てか、昼ごはん食ってねぇよ。
明日から着る服無えよ(奇跡の超軽量荷物だったKがすでにピンチだった)


いろいろ、考えることは山積みなので、とりあえず動かねばならぬ。



(つづく)

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半島から出られない4

腐ったように生きてます、この土日。
あ、でも昨日は半年ぶりにパーマかけてきました。ヘタリアにはまってから初パーマ(どうでもいい)
今日も、朝から昼過ぎまで布団から出なかったため、あらん限りの勇気を振り絞って起きて、化粧をして着替えをして、ピアノのレンタルルームに行こうと電話したんですけど、5月中はレンタルやってませんて、振り絞った勇気と覚悟を弁償しろこのやろー


******************************************************


さて、飛行機が飛ぶの3日後って言われたつづき。


******************************************************



・・・とりあえず、落ち着こうぜ。


飛行機が飛ばないと知るや否や、あたまパーンとかワロタ(´∀`)とか欧米の方々が行き交う空港で2ch用語を連発していました。
そこらへん数日のブームであった。


とりあえず屋外の喫煙スペースのような場所に移動し、何をどうすればいいか考えました。


とりあえず会社に電話だ。


その時の日本時間は、夕方6時頃。まだ間に合います。
月曜日出社予定で、今金曜日だからギリギリ!


会社に電話すると、後輩の男の子が出ました。
彼も私がイタリアにいることを知っていたので、むしろ電話がかかってきたことにびっくりしてました。


ていうか、私のかけかたも無かったと思います。
通話時間を短くしようとしたの+素で混乱していたので「ごめん、今イタリアなんだけど、火山が噴火して日本に帰れなくなったからSさんにかわってもらえる!?」


・・・うん、たしかに、は?ですよね(笑)


上司が不在だったので、別の先輩にかわってもらいました。
「うん、うん、わかったわよ~。心配しないで、ちゃんとSさんに言っとくから。こうなったらイタリア人の男でもつかまえて、めいっぱい楽しんでらっしゃ~い☆」


なんかもう、すんません!!ありがとうございます!!
ほんと、こういう先輩や上司ばっかなのでありがたいのです。
ちなみに、この先輩は男性です(笑)おねえ言葉なだけでオカマではない。


空とKも、それぞれ会社との連絡はついたもよう。
家族は、メールで頻繁に連絡をとっていたので電話は割愛。


あとは、旅行会社と保険会社です。


旅行会社には、空が、保険会社には私が電話しました。


この時点では、なんだかんだで保険とか保障とかいろいろどうにかなるんでしょ?と高をくくっていたのです。
ところが、そう甘くはないのですね。


まず、旅行会社。


その日一泊分のホテルは手配するけれど、残り2泊は、自分たちでなんとか延泊とか違うとこ探すとか、手配してください。
できるだけ安いところで、ホテルの場所やランクは考えません。いいですね?
とのこと。ホテル代が保険でおりるのかということについては、旅行会社と保険会社の協議になるんだって。



保険会社に関しては、「地震、津波、噴火などの天災に関しては、保険がいっさいおりません」とすっぱり切られました。
なんとなく腐に落ちなくて、最初はこっちも強く出ていたのですが、保険の契約書に書いてあると言われ、見たら書いてあったので、うん、ごめん、何も言えねぇ。


しばらくしたら、旅行会社から電話があり、ホテルの名前が告げられました。住所をやりとりする方法が無かったので、タクシーにだいたいの場所とホテルの名前を伝えるよう言われました。


空港のタクシー乗り場には、私たちと同じ境遇の、様々な国籍の人々がタクシーに乗りこんでました。


私たちの番になり、行き先のホテルを言えば、「あー」というかんじで分かってくれたのですが、値段を聞いたら、36ユーロという。
え、高くね?
だって、ローマのフィウミチーノからテルミニまで、深夜料金含めて55ユーロだよ?

 
でも、私のつたないにも程がある言葉ではつっかかることもできず、Va bene(おっけーです)と言うしかなったのでした。


イタリアに来て最初に乗ったタクシーのおっちゃんとは180度違う、超不機嫌なおっちゃんのタクシーに乗って、



そして、メストレへ。

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眉毛の故郷の味

あのとき食べたプディングの、あの味が忘れられないんだby眉毛
作ってみました。



手間だけはかけやがってこの眉毛・・・!!


作り方は以下のとおり。
小麦粉と、たまごと、牛乳を混ぜたものに塩コショウ。
よく混ぜたこれを、冷蔵庫で2時間寝かす


昼ごはん抜いて夕飯を心待ちにする現在の時刻、夕方5時。
死亡フラグである。


とりあえずドロドロには冷蔵庫で眠っていただき、プディングにかけるグレイビーソースの製作にとりかかる。


グレイビーソースはいろいろな作り方があるらしい。材料もまちまち。
(しかし、材料に醤油が含まれているの多いけど、ぜったい眉毛は醤油でソースは作らないと思うんだ)


そんな中で、どのレシピでも必ず出てくる材料が、肉汁


プディングを完成させるためには、肉まで焼かなきゃならんのか・・・!!


なんだか、マリーのアトリエを思い出した。


肉・・・ぶっちゃけ買ってくるのがめんどい。
肉・・・肉・・・・あぁ!


冷凍庫に、この前作ったケーニヒスベルガー・クロプセの挽肉があった!
これをハンバーグにすれば、肉汁確保。


(この後も、オーブンから火花は散ったり紆余曲折いろいろありましたが)


およそ3時間後、プディングが焼きあがったわけです。



・・・・・・。


ヨークシャープディング、あんま美味しくないんですけど。


たとえるなら、たこ焼きにタコ入れ忘れて皮の味しかしないやつ。
自分が作ったからというのも要因ではあるだろうが、今回のこれは、それが原因でもない気がするんだ。



見た目は、うまくいってると思う。
たぶん、これは失敗ではない。
でも、だからこそ、なんで不味いんだこれ・・・orz


あ、リコリスよりはうまいよ☆(褒め言葉)


ぶっちゃけ、ケーニヒスベルガー・クロプセのハンバーグのほうが普通においしかった件。
ケーニh(略)を普通に作るより、アンチョビとレモンの味が分かって美味しかったよプーちゃん。


やはり、イギリス料理はイギリス料理だったということなのか。
でも、けっこうメジャーな食べ物であることも事実なわけで。


一度、おいしいプディングを食べて、真実を確認したいです。

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半島から出られない3

マルコ・ポーロ空港は規模が小さい地方空港なせいか、予想してたほどの混雑はありませんでした。
それでも、各航空会社の窓口には、すでに15メートルくらいの列ができています。


まず先に、フライト予定の電光掲示板を見に走ります。
・・・よし、数時間の遅れが予定されてはいるものの、アムステルダム行きは欠航にはなってない!
この遅れだと、休日はさまずに仕事だな。さいあく。


とにかく、航空券のチェンジは必要なので、KLM窓口の列に加わります。
お隣のデルタ航空が、HAHAHA!俺はヒーローだから噴火なんて関係ないのさ!とばかりに空いてるのが妬ましい(アメリカ方面は無事だった・笑)


どれくらいの時間並んだでしょうか。
くっちゃべっていたので暇はしなかったけど、列が遅々として進まない。
15メートルの列の人間が、それぞれ交渉してるわけだからね。


並んでいる間にも、ちょくちょく掲示板を見に行きました。
こうしてる間に、ひとつひとつ、Cancelledの表示が増えていく。


そして、ついにその時はきました。
14:10発アムステルダム行き、Cancelled

はい決定。
今日はイタリアから帰れねえ。
なに、今日どこ泊まんの?
仕事どうすんの?しぬの?


とりあえず、窓口に並ぶ目的が変わりました。
単なる航空券のチェンジから、「いつ飛ぶの?」という問い合わせに。


窓口では、唯一英語が話せるKが対応してくれました。
私は、うしろで応援してました(いらん)


Kが窓口のお姉さんと何やらもめています。
そこで、私たちは、さらなる事実をつきつけられました。


K「飛行機飛ぶの、3日後だって」

ktkr\(^ρ^)/


(つづく)

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半島から出られない2

(つづき)

深夜。
フィレンツェの空港はダメになったけど、うちらが乗るのは、ヴェニスの空港だから!と、すがる思いで電話をかけました
とりあえず、飛行機とホテルの手配を頼んだ旅行会社に。


私と空のdocomoが国際電話対応だったため、旅行に行く前、かけ方から料金まで、あらゆることを調べていました。
でもあのときは、カード無くしたら・・・とか、現地ではぐれたら・・・とかそんな想定のもとだったわけで、まさかこんな状況で初国際電話になるとは思ってませんでしたけどね☆


電話料金は、1分間で280円。
空の携帯をメインに、誰が何分間通話したかを細かにメモって、電話代が1人だけかさまないようにしました。


電話はすぐつながりましたが、担当さんもたくさんの旅行者から同じ電話を何本も受けているのでしょう。
そっちも混乱気味だったようです。


とりあえず空港に行って情報を、とのこと。


もはやできることは何もないので、明日、なるはやで出られるよう、準備だけ完璧にして寝ることにしました。
私はプーをバッグに、空は眉毛をスーツケースに。このへんの違い(笑)


そして次の日。
窓を開けてみたら、ものっっすごい濃霧でした。

一寸先が見えないんですけど。
何これ、何の演出。未来が見えない的な。


晴れてたら、朝焼けの運河も行きたかったんですよー。
ま、何にしろ、この状況じゃ無理だがな!


掻っ込むように朝ご飯。
今飛んでる飛行機も、1時間後には飛ばなくなるかもしれない。
30分でも1時間でも早い方がいい。


一刻を争いすぎて、朝食時間ふつうに間違えてフライングしました。
ハムやチーズに、まだラップが乗っている。
ウェイターのおじちゃんが、私たちが入ってくるの見て、ラップ取ってくれまし(笑)コーヒーも淹れてくれた。
でも、私たち以外、しばらく無人でした。
どんだけ早かったんだ!すみませ・・・!


美味しい生ハムに、美味しいチーズ、焼きたてのクロワッサン・・・どうなるかわからないけど、とにかくさようなら4つ星ホテル・・・!


チェックアウトを済ませて、濃霧の中、走るようにヴァポレット乗り場へ。
石畳の上を巨大スーツケース引っ張るのはとてもしんどい。


空港行きのヴァポレット乗り場。昨日も通ったサンマルコが、まったく違う景色です。
霧で、いつも見えているはずの、向こうの島が見えない。

私たちより先に、欧米系の旅行者夫婦が船を待っていたのですが、あまりに来ないためか、移動していきました。
先を急ぐのは私たちも同じですが、水上タクシーに乗る経済力はないし。
しばらく待って、予定通り、1時間で空港に行くヴァポレットに乗りこみました。


スーツケースを積み込んでもらい(手元に置けないから入口に固めておかれるよ)、今回は船内へ。
窓を少し開けてみたら(あけるとさむいよ)、船着き場にいたときよりもさらに霧の密度が濃くなっいて、2メートル先も見えない状態。
そんな状況を見た空が、ミストという映画の話をはじめました。
濃霧の中で怪奇事件がおきる話。やめてくれ・・・!


んで、霧が出たら異世界行けるよねトークになったのはいつものことです。


あと、旅行客の中に、あり得ない可愛さの少年を見つけて萌えたり(10歳くらい、天使のような巻き毛に、鳥海ハットがよく似合う。19世紀が似合いそうな美少年)、アイスが噴火したこの状況のヘタ各国のセリフを考えてみたり、緊急事態だが、楽しいもんは楽しい。


しかし、この間にも、日本からはメールで情報が入ってきます。
ドイツも、フランスもダメになったって・・・
じゃあ、アムステルダムなんか絶望的じゃないか。


ヴェネツィア、マルコ・ポーロ空港に到着。
さっきの美少年が母親と腕を組んで歩いてるの見て、こんな素敵な甘え方ができるなんて萌え殺す気か卑怯なり・・・!
「ママの荷物はぼくが持つよ。えへへ、ママ大好き☆」
とかアテレコして遊んでる場合でも萌えてる場合でもなくて、ロビーに急ぎます。

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半島から出られない1

近所の古本屋さん、今日はやけに小ざっぱりしてて、人が入ってるな~と思ったら、閉店のお知らせが貼ってありました。
気がつけば、今商店街に並んでるお店は、半分以上が、自分が引っ越してきてからできたものだったりします。
ほんとに、ここ2~3年。


不景気のせいなのかどうなのか、古いお店がどんどんなくなるのは寂しいです・・・とか書きたいとこだけど、つぶれてったお店に入ったことあるかと言われるとそうでもなかったりする。
世の中、悲しいことにそんなもん・・・。


景気の悪い話をすみません。


イタリアレポ、唐突に難民生活に飛んでみます
普通に観光してたときは写真が大量にあるからいいんだけど、難民に入ってからの写真、ほとんど無いんですよね。
記憶がまだ残ってるうちにレポっときます。



さて、話はイタリア旅行最終日(笑)、ヴェネツィアの夜に遡ります。
昼と夜で全く別の顔を見せるというヴェネツィアの運河。
半ば空とK連行するかたちで、夕飯後、ヴァポレットに乗るべく、サンマルコ広場に向かいました。


真っ暗だったから、もう8時半は過ぎてたと思います。昼間は観光客でごったがえしてるサンマルコ広場ですが、すでに人も少なです。
ネオンも車のライトも無いから、お店の近くに行かない限り、灯りは街灯のみ。
ディズニーの美女と野獣のセバスチャンそっくりです(笑)


ヴァポレットのことしか考えてない私と、星座について語るKをあしらい、明日の朝乗る予定の、空港行きの船着き場をてきぱきと確認しつつ歩く空。
なんていうか・・・恐れ入ります。すみません。


ヴァポレットは、各駅停船の1番線へ。
観光客なので、船の最後部、運河がいちばん良く見渡せる外の席を陣取ります。
肌寒い夜なんて、地元民は座らない(笑)

て、か、寒・・・っ!

私このとき、上着持ってきてなかった気がするぞ、記憶によると!馬鹿だ!
眠気と空腹と寒さで、Kは早々に船内へ入っていきました(笑)


珍しく、船員さんのチケット抜き打ちチェックがありました。
チケット持ってないと高額罰金ですが、ちゃんと持っていれば、船員さんが素敵笑顔でGrazieと言ってくれます。


規則正しく並んだ、セバスチャン型街灯。
遅くまでやってるレストランやカフェの明かりが、水面にさかさまに映ってゆらゆら揺れてます。
東京みたいな乱雑な光は全然無くて、ほんとに「燈った」という言葉がぴったりくる光。

もう、ここがいつの時代のどこなのかよく分からなくなってくる。
松尾芭蕉がヴェネツィアに来たら、なんかすごいの詠んだかなーとか思った。


ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアのどこがいちばん好きだったかとか、どこのチーズがうまかったとか、そんな話してました。
でも、会話の7割くらいは、米英か仏英かを競い合っていました(この時点ではまだ米英だった)


・・・と、喋りつつ、おかしいなっては、うすうす思っていたのです。私も空も。


船進んでる方向、逆じゃね?


本当は、サンマルコからリアルト方向に、20分程度の船旅を予定していたのです。
なのに、これは、明らかに、うん、寒いのに、もうすぐ10時なのに、明日帰るのに、ヴェネツィアの運河、50分のフルコースだ\(^ρ^)/



船内を見れば、明らかに、ダルそうであるK。
・・・(笑顔)
Kにはこの事実は黙っておくことにしました。


そんなこんなで、海に出て島を2つくらいまわり、全然ヴェネツィアらしくない場所も通り・・・さ、さむくなんてないんだからな!
でも、島の夜景が見れたり、海の向こうに街の光が見れたり、これはこれでよかったかも。


夜景を見ながら語り合う。


イタリア、これで最期かー。←(笑)
帰りたくないよねー。←(笑)
ほんと、明日日本に帰って、週明けから仕事とか信じられん。←(笑)
でも、今回の旅行、びっくりするくらい順調だったよね。←(笑)


こんな会話をしたこと、すごくよく覚えています。
もはや、すべてに(笑)を付けざるをえない。


アイスランドが噴火してること、親やウサから聞いてはいたのです。
でも、「眉毛が灰まみれ何にそれかわいい!」程度の認識しかありませんでした。
ヨーロッパにいるのに、未だヨーロッパは遠い世界な感覚でした。


母『帰れるの?ネットでは、アムステルダム・フィレンツェ間のフライトは無しの表示でした。テレビでは、16日午後までは全部欠航、ホテルも混乱だって!』


な・・・んだと?


帰国前日の夜中、母から来たメール。
そのメールでやっと、自分らが世界を巻き込んだ惨事の渦中にいるのだと気がついた次第です(遅)


長いので続くことにする。


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プロフィール

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ピク
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性別:
女性
職業:
名誉ネオロマンサー
趣味:
暗くて狭い場所にはまること
自己紹介:
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は、今日も元気にプーと眉毛と髭に恋しています。

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