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花の宴-緋-

沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

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King of Fubin

2月に読み始めた『プロイセンの歴史』、やっと読み終わりました…!
時間かかった。厚さ4cmくらいあるんだ。


歴史論文にしては表現が詩的だなーと思ってたら、書いたのは大学教授ではなく、ジャーナリスト出身の研究者の方でした。
おかげさまで美味しくいただけました(笑)


まあ、これを読破したからといって、プーの成立を説明しろと言われたらできませんが、おぼろげな歴史の全体像くらいはわかりました。


プー、限りなく不憫。
やっぱ、眉毛どこじゃない。


プーがちゃんとした国家として存在したのは、たったの217年間だけでした。短い。
そして、その最期は、これでもかというほどみじめ。
ずたぼろになるまで利用され尽くされ、死体にとどめをさすように解体されたという。


でも、プーの全盛時代は、ほんとにかっこいいんです。
名もない小国が圧倒的な存在感を持つ大国になるまでの、ほんと大河ドラマのような歴史でした。
歴史も民族も宗教も持たない異端の国だからこその柔軟性、戦争や経済戦略の大胆さ。
ほんと、感心するばかりでした。


言いたい感想が山ほどある。キリが無いから書かないけど。
誰か、聞いてください(笑)
なぜまわりにプー好きがいないのだ。



『プロイセンは、ヨーロッパの国々の居並ぶ天空に遅れて昇り、そして消えていった。あたかも彗星のごとくに。』
この本、導入の一文からしてかっこいい。
プーの歴史を知りたい人はぜひ読んでみるといいです。


でも、歴史書って、文学の研究書と同じで、書いた人(の国籍)によって対象への解釈がかなり違うっぽい。
この本は、あくまでこの筆者の目線というわけで、これが答えというわけでもないんだろうし。
プーは他の国が書いた研究所では悪者扱いが多いみたいだけど、あえて比較して読んでみるのも面白そう。


あ、今日はウサと空とフリーでカラオケ行ってきました!
適当に開いたページの歌える曲を歌うというのをやったところ、ウサがはっぱ隊歌ったり、空が慎吾ママのおはロック歌ったり、相当笑った(笑)

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あいつの故郷の味

今日は、空とスパコミで狩りしてきました!!
いつにない混みようで、ジャケ買いしてたらけっこうな割合でエロかった(笑)
でも、狩りの次の日がお休みってすごい幸せ・・・!
これから、残りを読みふけります。至福。



さて、今日の晩御飯です↓

み・・・見た目が悪いのはわざとなんだからな!


ただの肉団子スープに見えますが、ただの肉団子です。
でも、名前がすごいです。


「ケーニヒスベルガー・クロプセ」


これ、東プロイセンの郷土料理です。
ドイツ料理じゃないの。プー料理なの。ここ大事(笑)


プーのまるかいて地球を聞いた時から、いつかはやろうと思っていました。
『あのとき食べたケーニヒスベルガー・クロプセの、あの味が忘れられねーぜ!』


さっきはただの肉団子と書きましたが、手間はすごいかかりました。



作り方☆
肉団子作り。
材料→挽肉、玉ねぎのみじん切り、アンチョビ、パンを牛乳に浸して細かくちぎったやつ、パン粉、バター、たまご、塩コショウ、レモンの皮をすりおろしたやつをよく混ぜる。


レモンの皮をすりおろすとか、斬新すぎる。
たしかに『レモンの皮と アンチョビを混ぜるのがミソなんだぜ!』と、プーも言っています。


すりおろすとこうなる。

でも、レモンの強い酸のせいなのか何なのか、プラスチックのおろし金の表面がガサガサになりました。


あと、肉だんごにパンやらパン粉やら入れすぎ・・・というか、こういうのって、貧しい時代に、肉のかさを足すのにやったりしないですか・・・?
プー・・・!(涙)


スープは、ブイヨンに、生クリーム、ケイパー、卵の黄身、塩コショウ、レモンで味付けしたものに、ローリエで香りづけ。


生クリームとレモン・・・これ、分離するだろ。
だからあんま入れなかったけど、ちょっと入れたら分離したぞ。
正しいのこれ(笑)


謎な部分が多かったですが、ちょっとだけレモン風味の肉団子というかんじで、まあまあ美味しかったです。
というか、自分が作ったからまあまあ程度なんだと思います。


そもそも、作り方が合ってた気がしない。
相当マイナーな料理なのか、検索してもレシピがほとんどヒットしないんだもん。


情報が少ない分、分量は忠実にやろうとしたら、一週間ケーニヒスベルガー・クロプセで生きていけるくらい肉団子を作ってしまいました。
冷凍しつつ、スープは改良してみたいです。こんどは分離しないように。


でも、やったことない調理法がおもしろかった。
ケイパーとローリエとアンチョビなんて、普段ぜったい買わないし(笑)
今度は、ツェペリナイ(リトアニア)とか作ってみるか。

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イタリアのテレビ事情・・・というか、オタク事情

こんばんは。
昨日帰省して、今日東京に帰ってきました。
スパコミのために☆(おわった)
なんたる無駄な移動。
でも、イタリアのお土産は渡してきたかったのです。


甥っ子が両親を楽しませてくれているので、娘はこっそりオタクに戻ります(笑)
GWを2日で帰るとか、ほんと、甥っ子が生まれて家が賑やかになったからこそできたと思う。


今日は、甥っ子が珍しく背中にひっついてきたと思ったら、

「んま!んま!」

と言います。


んま=うま。
所詮私は馬・・・か。
ああ、やってやるよ、おまえはまったく良い性格に育ってるよな・・・!(←うれしい)



2歳児を背中に乗せて、四つん這いで歩く(案外難しい)
ああ・・・そういえば、眉毛もよくちびめりかを背中に乗せてお馬さんをやってる・・・(非公式で)


・・・お馬さん、案外、萌える。

__________________________________________


さて、イタリアのテレビです↓
スペインの天気予報(なぜかやってる)

全国予報、細かすぎる。
親分も、こんだけぎっしり雨マークつけられたら気が滅入ると思います。(傘マークは出ないんですね)


なんか、すごく古いかんじの日本のアニメやってた↓


・・・と思ったら、アクエリオンはじまった!!

よもや、こんなとこでお目にかかれるとは思わなかった。
セリフはすべてイタリア語。違和感はなかったですよ。
どのアニメ番組でも、OP/ED曲は割愛されていました。


現代のヨーロッパの子供は日本のアニメを見て育つ・・・という話は、本当っぽい?
ハイジもやってたよ!


フィレンツェの近く、ルッカという街では、年にいっかい、イタリア最大のOTAKUイベントが開催されているようですし。
嬉しいんだか悲しいんだか(笑)


ヴェネチアで、すごい広告見つけた↓

ヴェネチアと言えば、中世の街がそのまま生きている、水の都。
迷宮のように複雑に横たわる水路、そこから生えるように建つ数百年の時を越えた石造りの家々、ゴンドラ乗りの歌声とアコーディオンの不思議な音色・・・。
歩いているだけで雰囲気に飲み込まれてしまうヴェネチアの幻想的な裏道で、ダメだろこれは(笑)
一気に、生温かい現実に引き戻されました。


ちなみに、広告には、マンガ・スタイルにおける聖人のイコノグラフィー(図像学)というようなことが書いてあり、開催日時が記してありあます。(合ってるかわからんけど)


何かの講演会・・・ですかね?
絵からすると、マンガの中で聖人がどのように描かれているか、とか?
だとしたら、すごく面白そう。
キリスト教圏のヨーロッパだからこそ、そういうのも研究の対象になり得るのか。


でも、このポスターはダメだと思う(笑)



イタリア語のハガレンが売ってたので、買ってきました☆

6ユーロ。
上記のようなかんじなので、漫画も相当売ってるんだろうと思って本屋さん行ったら、予想以上に少なかった。
フィレンツェでいちばん大きい本屋(『EDISON』買う前の本が読めるカフェがある。イベントスペースもある。3階建)行ったのに、ほんと、小さな一角だけ。


どの本屋さんでもラインナップはだいたい同じで、ナルトとか、なぜかママレード・ボーイとか。
あと、天使禁猟区も売ってたのですが、いいのか、これは。文化的に。


とにかく、流通的にはこれからってかんじです。
それとも、これが限界なのか。
オタク人口は、多くはないにしろ、そんなに少なくもないと思うんだけど・・・。
もしイタリアにメイトができたら、どうなるんだろう?


ハガレンの中身です↓

擬音語はそのまま残ってるんですね。
日本語のコミックと突き合わせてよむのが楽しい。


しかし、写真のページもそうであるように、イタリアのコミックは、印刷ミスのようなものをよく見かけます。
表紙がよれてたりね。
空が言うに、日本だったら返品ものだそうな。


特に日本人なんかは、こういうのに対して、不良品だ、仕事なんだから適当にやるなと怒る人もたくさんいそう。
でも私は、こういうゆるいイタリアクオリティが大好きです。
イタリア人見てると、たぶん、自分に優しくて人にも優しいんですよね。日本はその逆で。
日本人の精神構造は、ちょっとだけ「損」。良い悪いじゃなくて。

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道路標識

プーの歴史をもくもく読んでます。
もうすぐクライマックスです。
プーの上司も、王様も、みんなプーを愛していて、プーを強いままで居させようと奔走したのに、最も皮肉なかたちで、プーに死の王冠をかぶせる結果になってしまったのです。

史実、劇的すぎ・・・!!
帝国設立の日…戴冠式前日のプーと上司のやりとりとか想像すると、溢れださんばかりに切なくなります。

プーの消滅設定好きですが、いっそニートでも生きててよかったよプー@公式




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さて、明日は帰省につきイタリアレポを長々と書けないので、道路標識のみを1枚アップ。
↓これは、ローマのコロッセオ前の歩道にあったもの。



父・・・?


どう見ても、漢字の父。
おとうさんがどうしたというのだろう。
しかも道路で。
探せば母もあるのか!


これが、交差点の印だと気づくまで、みんなで5分くらいかかりました。


このマークは、その後いろんなとこで見かけました。
よくある、メジャーな標識のようです。


・・・いや、交差点じゃないなこれ。
時間指定の路上駐車場の看板か?1時間1Euro。

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愛車はフェラーリ

さっきのイタリアレポ書いて思った。


イタちゃんが、ハンドル握ると性格変わるとかだったら面白い。


何やってもヘタレなのに、ハンドルさばきだけはガチの走り屋(笑)


愛車はもちろん、イタリアが世界に誇る最高級車、フェラーリ。


「ちょ…待てっ、メーターを見ろイタリアァァァ!!」
「だめです、我を忘れてます…ひぃっ…!!」
「二人ともしっかりつかまってて!まだまだとばすよぉ~☆」


ってかんじのすーじくがいたらかわいい。
イタちゃん、前のめりでハンドル握って、タイヤギュルギュルいわせてんの。
後ろのふたり半泣きなの。


そして、会議のときにイタちゃんが着てるスーツは、やはりアルマーニなのだろうか。フェラーリに乗って、さりげなくアルマーニのイタちゃん。
これが本当のイタちゃん…!


祖国は、洋服の青○だったらどうしよう。世界に誇る最安値(笑)



あー、明日仕事行きたくないー。仕事行きたくないときは、妄想が活発化します。

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フィウミチーノ空港

イタリアで買ってきたグラッパ(アルコール度数50度)を、ファンタパイナップルで割ってみました。
飲んでるときはあまりお酒を感じないのに、飲んだ後にカッとくるかんじ。
ホットレモンで割っても美味しかったですよ。




------------------
さて、フィウミチーノ空港です。
飛行機に15時間乗ったうえに、乗り換え便ではビールを飲み、一睡もしてなかったのでけっこうヘロってます。


空港に到着したのは22:30頃。
降りてそっこうトイレに行った私たちは、完全に他の乗客の列を見失いました。


この空港、恐ろしいほど人がいない
あるのは、アルマーニのエロい広告だけです。

とりあえず荷物荷物・・・
表示板の英語とイタリア語をたどりつつ、なんとか荷物受取の場所に行くと、完全に取り残された私たちの荷物が回ってました。


そして、


私の荷物からヒーローが独立してました。
・・・ちくしょう・・・なんでだよ・・・くそっ・・・!

行く前はこうだった↓

(シールの位置は、撮影後に貼り変えた)


自由を選んだ米に想いを馳せつつ、次は入国審査のゲート


・・・が、無かった。いきなり外だった。
え、これ、いいの?不法入国とかならない?
オランダでEU入りしたからOKということだろう、という憶測で先を急ぐことにしました。


EUでひとつの国扱い。
何百年も何千年も戦いを繰り返したあいつらが手を取り合ってひとつに・・・!
と、EUにへんな感動がブワっときたのは秘密です。
でも、眉毛の通貨は、なぜユーロじゃないんだろう。


さて、23時半発のレオナルド・エクスプレスに間に合うよう、人っ子ひとりいないロビーをしばらくウロウロしたあと、第一イタリア人発見!


心臓酸欠になるくらいドキドキしながら道を聞いてみたはいいが、答えが聞き取れない。
向こうが英語を交えてくれたおかげでやっと分かった。
ジローラモのは分かるのに!(テレビは文字出てるからな)


で、教えてもらったエレベーターからホームまでが、こんなだった。

全部二股に分かれてるの。こんなダンジョン見たことあるよ。


どこかの股の途中で、謎の女性が道を教えてくれました。
ナイスRPG。
しかし、係員でもないし、終電近いのにどこかへ行くそぶりもないし、あの女性はどういった人だったのだろう・・・
あとでお金請求されるんじゃないかと、内心ヒヤヒヤしてた私と空(笑)


結局、はじめてのイタリアのこと、券売機の使い方も分からず、窓口も閉まってて、かつ、目的のローマテルミニ駅からホテルを深夜に歩くのは危険と判断し、タクシーを使うことにしたわけです。


タクシー乗り場の前で、日本人ではないアジア人の女の子に話しかけられました。
訳あって、空港あたりで一晩過ごさなくてはならなくなったけれどどうすればいいかと・・・。
私たちもイタリア初心者なので、助けることもできず、その場は別れました。
あの子、どうなったかな。若い女の子一人だったから心配だった。



さて、非正規タクシーも正規タクシーも白いから分かりにくいけど、正規タクシーにはローマの紋章入ってるよ!
深夜でお客も少ないせいか、運転手さんたちが楽しそうにダベってました。
なんとか交渉も完了し、あとはホテルに行くだけです。


おっちゃん、一般道で130キロ出してて、上陸して早々、死と隣り合わせでした。
事故ったら確実に、真ん中に座ってる空が漫画のようにフロントからとんできます。
イタリア人はハンドル握ったらレーサーになるという話は本当だったんだ。


でも、ラジオからお気に入りの音楽な流れてきたらしく、おっちゃんは音量をアップ。
良い曲だろ?というかんじで目配せし、ハンドルを指でたたき、リズムをとってのりのりです。
日本のタクシーではありえないこの空気。
ここ、イタリアだ・・・!


ホテルに着き、Buona notte!とおっちゃんに別れを告げて、入ったホテルのフロントのおっちゃんは、タクシーのおっちゃんに負けないテンションの持ち主でした(笑)

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アムステルダム スキポール国際空港

イタリアから帰ってからというもの、現実が現実すぎて、あの日々は夢だったのかと思えてきます。
できるなら、またイタリアに戻りたいです。
でも、もっとできることなら、精神と時の部屋で眉毛とプーのことだけを考えて生きていたいんですが神様どうでしょう。



さて、乗り換え空港であった、アムステルダムのスキポール国際空港です。


さすがオランダだけあって、チューリップ屋さんがきれいです。

薔薇の花束をもらうより、チューリップの花束をもらったほうが、なんか嬉しい気がする、という話をしました。
普段なら明らかに薔薇であろう兄ちゃんが、ほんのちょっと照れながらチューリップの花束を差し出したら(眉毛に)ドッキュンだと思うのだ。


空港のマックでくつろぐ、ドナルド氏を発見。

周りの客に溶け込みすぎてて逆にこわい。


空港では、セグウェイが大活躍してました。
実用化されてるのはじめて見た。
楽しそうすぎる!
セグウェイは、ローマのコロッセオでパンフを配るお姉さんも乗ってました。ヨーロッパでは意外と普通・・・?


あと、空港内の移動は長距離なため、親御さんが、お子様を荷物用ののカートに乗せて移動してます。
おしりだけ籠に入ってたり、足元の網の部分にこっそり乗ってたり、
なにあれかわいい!!
空が身もだえして萌えてたのは言うまでもない。


日本なら「危険ですのでやめてください」行為が普通なのが、欧米の素敵クオリティです☆



・・・と、チューリップやら天使のようなお子様やらにほだされてフラフラし、チョコ屋さんやおもちゃ屋さんにまで立ち寄り、ヨーロッパ上陸にワッホイしつつテロテロと乗り場ゲートに向かったら、係員のお姉さんに素で怒られました。
よくわからんかったけど、ハリーアップ!!的に。


時計を見ると、出発10分前・・・。うん、ですよね(笑顔)


はしゃいでる最中、放送で、Japaneseという単語が聞こえた気がしたんだぞ☆


そんなわけで、空港だけでもオランダを楽しみたかったけれど、乗り換え時間がそんなに無かったのが残念。
別のKLMに乗り換えて、一路ローマ フィウミチーノ空港へ。

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飛行機の窓

今日は、起きたら9時40分でした。
二度寝ではなく、普通にさわやかに目覚めたらこうなってました。
こういうとき、実は時計が狂ってるんだかとか、今日土曜日だよ☆とか、人間いろんなことを考えますよね。
死ぬほど急いで出社したわりに、誰にも遅刻だと気づいてもらえなかったのが、逆に悲しい。
これ、ある意味時差ぼけ・・・なのか?


さて、イタリアを書かねばと思うも、どこから書けばいいのかさっぱりです。
だって、本一冊書けるくらいいろんなことがあったんだぜ!?


時系列順には空が書いていってくれてるので、私は、撮りまくった写真を無駄にせぬよう、重箱の隅をつつくようなことを書いてきたいと思います。
ええ、ぜったい書き終わらないフラグですね。
モンゴルの二の舞になりませんように・・・


まずは、飛行機の車窓(?)から!

いろんな意味でお世話になったKLM。
王冠のロゴがかわいい。


なんか、こんなルートで飛んできました。
日本→アムステルダムまで12時間。
アムステルダム→ローマまで2時間。
帰りも同じルート。でも、なぜか帰りの方が2時間早かった。


日本の北の方の、どっかの山。
雪をかぶった山脈が延々と続いてます。
奥羽山脈・・・?



これ佐渡だ!ぜったい佐渡だ!



ロシア上空。
窓の下は、地平線の向こうまで延々と続く真っ白な地表でした。

青空とのコントラストが本当にきれいで、見渡す限り、一点の曇りもない白です。飛行機は相当高いところを飛んでいるはずで、近くに見える雪の山に遠近感が狂います。地球、惚れる・・・

ロっ様の国は、広大だけど、本当に雪と氷しかないんですね。
イタリアでもいろんな絶景を見たけど、雪のロシアがこの旅行で一番の絶景だったと思っています。

でも、飛行機って、みんな窓閉めちゃうんですよね。
ずっと見ていたかったけど気まずくて閉めて、でもどうしても見たくてトイレに行った帰りにそのへんの空いてた窓を覗いてたら、目の前に空の席がありました(笑)

どうしてみんな、こんなにすごいのに窓閉めちゃうんだろう・・・
見慣れてるんですかね^^;


オランダ上空。ヨーロッパktkr!!(ロシアもだけど)

モニターには「イギリス海峡」の文字。
真下に、眉毛や兄ちゃんの本ものがいるのかと思うと、あれです。
はじめてパシフィコで生の八葉声優見た時みたいな高揚感。(規模が違う)


よく見ると、いたるところに風車。

オランダといえば、風車とチューリップ。
つまようじみたいに刺さってるのがそう。飛行機から見えると思わなかった!
ほんとに風力発電の国なんだな~。

着陸直前で写真が無いのが残念ですが、広がるチューリップ畑も見えました。
日本の畑と同じような並びなのに、ひとつひとつがピンク・黄色・紫・赤なの。パッチワークみたいでかわいかった。

あと、オランダの街って、気持ち悪いほど精密な同心円状に並んでるというかなんというか、蜘蛛の巣か巨大迷路みたい。
家はぜんぶ三角屋根でかわいい。こういうの見ると、外国に来たな~と実感します。


行きの飛行機では他の2人と別れてひとりでした。
私は窓際で、横は、(なに人だろ?)欧米系の夫婦。
狭い客席で出入りが難しいのですが、その夫婦、私がトイレから戻るまで通路に立って待っててくれたのです。
優しいお隣さんに恵まれてよかった。
横でコルダ3やってて、日本の恥さらしでごめんなさい(土下座)


こんなかんじで、コルダやったり映画見たりしてるうち、アムステルダムまでの12時間はあっという間でした。


アムステルダムからイタリアまでは、なんかこう、ビール飲んでぼーっとしてた。



・・・・と、ここまではただ楽しいワクワクでいっぱいの、どんな未来が待ち受けているかまだ知らない、無邪気な車窓です(笑)


帰りの飛行機。ヴェネチア→アムステルダム。
アルプス山脈!



再び、ロシア上空。空の真ん中から、オーロラみたいに薄紫の線ができて、夜が明けていきます。

反対側の窓なら、朝日で光り輝く雪原とかが見えたのかも。
向かいの窓がすごく赤かった。

まさか、行くときは、半月も滞在することになるなんて思わなかったですよ。噴火難民・・・
いろんなことが走馬灯のように思い出されます。
なんとも感慨深い朝日でした。



今回で、飛行機嫌いがわりと克服されたかもです。
むしろ好き・・・なんて(きもい)


飛行機の窓際最高!ユーラシア越え最高!
海や川や町が、精巧に作られたジオラマみたいで、いくら見てても飽きないです。寝るのがもったいなかった。
太陽とか雲の加減でいろんな光のコントラストができて、海の波が模様みたいで、世界中のどの絶景ポイントよりきれいなんじゃないかと思いました。

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イタリア旅行インデックス

1日目(成田→ローマ)
<
飛行機の中で、いろんな意味で冥加に夢中になる。

2日目(ローマ)

ローマの名所を全部廻ったら4万歩になった(空の日記参照)

3日目(ローマ→フィレンツェ)

花の都で、ママレード・ボーイが頭から離れなくなる。

4日目(フィレンツェ)


フィエーゾレの遺跡ではしゃぎすぎる。

5日目(フィレンツェ→ヴェネツィア)


この頃、アイス君も頭パァンしていた。

6日目(ヴェネツィア)


イタリアも今日で最後と思っていた

7日目(ヴェネツィア→メストレ)



以下、難民生活☆

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マエストロフィールド



ピアノの先生のピアノ発表会に行ってきた。

ラフマ2番は正義!!

エレクトーンのオケとピアノがやばいかっこよかった!
マエストロフィールド発動!!(笑)


イタリアのレポ書きたいのですが、難民生活のせいで、明日のピアノの練習が死亡の状態です。
今更どうにもならないという説もある。
どうにもならないと悟った時、ひとはサイトめぐりをする。

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プロフィール

HN:
ピク
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性別:
女性
職業:
名誉ネオロマンサー
趣味:
暗くて狭い場所にはまること
自己紹介:
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は、今日も元気にプーと眉毛と髭に恋しています。

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