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花の宴-緋-

沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

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危険なお知らせLv.5

会社に携帯忘れてきました。
マナーにしてあるか謎です。
花の宴メンバーからメールが来ると、
パブってGO!が全力でオフィスに流れる恐れがあります。



メールは午後にしてくださいと、切にお願いします!!
うん、ほんと、みんなよろしく・・!!


今しがた、やっと撮影が終わって帰ってきました。
久々に、日付またいだ。
ごはんが食べたい・・・!!
明日は昼まで寝てようと思います。


ごはんも食べたいけど、仏英とか米英とかプーとかもむさぼりたいです。
むしろ、寝ないでいいからむさぼりたい。

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ちょっと働きよく遊ぶ

「俺、ピクちゃんってものすごいタフだと思うんだよね」


撮影終わって会社に帰ったら、先輩にボソリと言われました。
撮影期間なのに、疲れてなく見えるらしい。
え?なに疲れてんの?(笑)とか言われ、そら疲れてるわボケェ!!!!とは言いませんでしたが。
仮に元気に見えたのなら、1分1秒でも長く会社にいたくないのでキビキビ動いてただけだと思います。


撮影はこの世の嫌いなものベスト5に入るので、いっそ風邪とかひきたいし、生理痛で顔が青ざめたりしたいし、腹痛におそわれたりしたいのですが、そういうものとは相当無縁に出来ているらしいこの体。
冷え性になったこともなければ、むくんだこともない。熱は一晩で下がる。女じゃねぇ。


いや、頑健なのは感謝してるのですが、なんかこう、もうちょっと、ちがう方向に育ちたかったです。


撮影はあと1日。
1分1秒でも早く家に帰るために全力を尽くします。


しかし、撮影は理不尽だ。
弁当の注文をしなきゃだから希望を聞いてまわれば今やることかと言われ、弁当の到着が遅ければ遅いと言われ、そもそも弁当15個もあるんだから注文の電話するにもそれなりの時間かかるだろうが、電話くらい1分で済ませろと言われ、本番中に弁当到着の電話がくれば無言で睨まれ、ミラクルは眠り、昼休みと同時にメインプロの仕事もやらなきゃで、あれだけ苦労して注文した弁当を半分しか食えず。


なんでこんなに弁当に振り回されなきゃならんのか。


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嫌な予感

嫌な予感しかしなかった撮影の予感は的中した。


台本のデータふっとんだってぐあqwせdrふじこvj@s


D「今まで長いこと仕事やってきて、今日のは指折りでパンチのきいた出来ごとだった(大笑い)」


それにぶちあたる自分ってなんだ。


ミラクルは相変わらず寝ちゃってどうしようもないので、必然的に私がメインPとADの両方をやることになる。
ぶっちゃけ、辛い。
ミラクル、撮影中に携帯なるとか、始末書提出しろ、わたしに。


でも、会社に戻った後ミラクルが、申し訳なさそうにフランスの板チョコをくれた。
先週のアレも含めて、チョコごときで私はまるめこまれるのか!!?


と思いつつ、むさぼりくったさ!!
フランス兄ちゃんのこと思い出したさ!!


でも、なんだろうね、死にたいような瞬間に仏英のこと考えると、ものすごく幸せな気分になるんだ。
なんか、眉毛と兄ちゃんが幸せなら自分どうでもいいや(笑)


今日も撮影、明日も撮影、明後日も撮影。
・・・イタリアに行った日から、もう一カ月もたつのね・・・


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マヨネーズぶしょあー

同期のMちゃんと、元先輩と、恵比寿の有名なお好み焼き屋さん行ってきました。


すっごいの!!
なんか、マヨネーズ持った店員の兄ちゃんが、ななめ上2メートルくらい離れた上空から、鉄板上のお好み焼きめがけてマヨネーズ噴射するの!!
ある意味、ものすごい技術。人間国宝とかになればいい。

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フォロ・ロマーノ

フォロ・ロマーノとは、古代ローマの遺跡です。
ロマーノという言葉に言い知れぬときめきを覚えたのは、自然な流れでだったと思います←

で。古代ってどのくらいかというと、Wikiによれば、BC6世紀頃からAC293年。この頃に、ローマの政治的中心地だったらしいです。

紀元前6世紀というと、日本はまだ縄文後期。
まだ政治体制なんてかけらも確立してなかった頃です。
同時期のローマには元老院議事堂で議会が開かれ、灌漑設備が整えられインフラも完璧だったわけですから、文化の進み具合は、感動的なまでにケタ違いですよね。
それが、どうして孫の代でヘタレになった・・・!(笑)


コロッセオから(道に迷わなければ)歩いて10分かからないくらい。
コロッセオとフォロ・ロマーノとパラティーノの丘は共通チケット(11ユーロだっけ?)で入れるのでお得です。
高台からは、コロッセオも見えます。



とても貴重な遺跡だろうに、若干放置気味なところが素敵。
元は何かであったのだろう建物のかけらが、そのへんにゴロゴロ横たわっています。
みんなベンチ代わりにしちゃってるけど、こんなにきれいな彫刻が↓


凱旋門のひとつ。
フォロ・ロマーノにはいくつか凱旋門があったけど、これがいちばん好きだった。


門に施された装飾。何かの物語を表しているのかな。

人間の動きとか、立体感とか、衝撃の精密さ。
紀元前の人間がどうやって、どのくらいの時間をかけて、何を思って彫ったのか考えると、彫った古代ローマ人に惚れられます。
天井部分には、チェス盤にタイルが敷き詰められたみたいに、細かな花の彫刻がびっしり並んでいます。
いくら見ても飽きなくて、しばらくここで立ち止まっていました。


カエサルの墓。

K氏、イタリア旅行かけてのメインスポットでした。
ぶっちゃけ、とても地味でしたが(笑)
ボルテージの上がるK氏を空と2人で生あたたく見守りつつ、「カエサルについて好きなだけ語っていいよ」と言うと、K氏は恋する乙女のようにカエサルの魅力を語ってくれました。
K氏とカエサルのツーショットwも撮ったし、よかったな!

神殿。

巫女の家とか、宗教的な施設の遺跡もたくさんありました。

ふとしたところに、こっそり素敵彫刻が隠れてたりする。

これは人と鳥ですが、人魚のような彫刻も見つけました。


フォロ・ロマーノは、遺跡を見学してるというよりは、古代ローマを歩いてるという感覚。
不必要な看板とか、説明のための設備とかが少ないからいいのかな。
入口付近は観光客でごったげしてますが、上のほうに昇るほど、人の数は少なくなってきます。


原っぱで絵を描く人、お弁当を食べるグループ、昼寝する人・・・のんびりすぎて、世界的な観光地ということを忘れそう。
今度(っていつだ)はお弁当を持って来たいです。


あと、決まった見学ルートのようなものも無いので、謎の階段とか見つけると楽しくなる。空気がひんやりしてて、薄暗くて、足音が響きそうな下り階段なんて見つけたらナイスRPG。


そういうところに入っていくと、ますます人いなくなります。
こんなときはプーと眉毛の出番。


俺様日記 ピヨ月ピヨ日
ローマ帝国で自分撮りだぜ!支配者っぽくて俺様超かっこいい!


アニメのOPにありそうな(謎の廃墟とか断崖絶壁とか)アングル。


アンニュイK氏とか、真綾ちゃんのCDのジャケットみたいな空とか、2000年の時を超えた古代ローマの遺跡で、無駄にかっこいい写真撮影会はつつがなく執り行われました。


あと、フォロ・ロマーノは春真っ盛り!
原っぱにが紫や黄色の小さい花の絨毯。
遺跡と共生するように生えてる木々には、いろいろな花が咲き乱れていました。


まつぼっくりでけぇ!!!!


桜っぽいピンクの花。


蜜柑なってる!!たわわに実ったみかんの木が、てっぺんの広場付近にたくさん生えていました。誰も取らないのが不思議ー。


藤の花。意外なことに、イタリアでは至る所で藤の花を見るんです。
日本の花ってイメージがあったからなんとなく変なかんじです。



フォロ・ロマーノ探索が楽しすぎて、2時間以上遊んじゃいました。
写真を撮るにも、どこを見てもかっこいい景色ばかりで、どうしようもありません。


コロッセオやここをはじめとした観光地区だけでなく、ローマという都市自体、不思議な重さがある空間でした。フィレンツェともヴェネチアともやっぱり違うかんじの。


ローマはイタリアの首都。
日本しか知らなかったときは、首都と言えば連想するのは大都会で、東京でありワシントンであり、そこにはビルがニョキニョキ生えてて、コンクリートで固められ、スーツを着た人が生き物の塊みたいに流れていくというイメージでした。
でも、同じ首都でも、こんな形でも機能できるんだなーと、軽くショックです。テレビで見たパリもそう。パリでは、古い建物を活かすほうが費用がかかるのを承知で、街の調和を優先するそうです。
新しいの建てるときは、ほんとうに建てる価値があるのかじっくり考える。


街に対する、価値観の違いですよね。
日本では、何よりも他と比べていかにもうけられるかが大事で、美的価値観なんてものは、経済効果や度を越した効率性や安全性の次になってしまうのですから。あたらしいもの大好きー流行ってるものもっともっと好きー


でも、イタリアはイタリアの文化をそのまま残した街なわけで、東京が日本らしい美しい都市を・・・とか言っても、国会議事堂を江戸城にするわけにはいかないからな。寝殿造りに住めって言われても冬寒いし。蔀とか風通すし(笑)
アジアの建物が木造中心だった時点で、運命は決まっていたのかしらね。


どうも、今回のはレポ書いてるとまじめなこと書いてしまう。
しかも、深くみせかけて浅い。えらいすいません。
イタリアでは、K氏とかと散々話した話題です。

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浅い眠りの中で

明らかに超リアルな仏英の夢見てたのに、なにこれ今すぐ読みてえ!という感情だけ残し、中身を何も思い出せない↓

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新宿にて

今日は、空とのだめの映画を見てきました。
現実の場面ではないにしろ、のだめと千秋がコンチェルトをするシーンが見れたのは満足!
あと、はじめてテルミンの音を聞けたのも。なにあれ、呪いの歌声みたい(笑)


のだめを読むたび、見るたびにピアノ弾きたくなります。
でも、帰ると結局、薄い本読んでサイトを巡って終わる。芸術<眉毛。
そして、弾いたところで、ベートーベンよりもまるかいて地球(難曲w)を弾けるようになりたいのが正直なところです(笑)


映画の後は、久々のタパスで、イタリアから帰って初のパスタ。
このタパスで、空と私、ちょっと戸惑った。


席に着いたとき、テーブルにメニューを置きつつ、店員さんが私たちにイタリア語で挨拶しました(そういう演出)。


店員さん「Buona sera!!」


私と空「ブォn・・・」


・・・・・・・・



ほとんど条件反射であった。
イタリアのお店で、ホテルで、道端で、とにかく体に染み付くくらい口にした挨拶です。


結局、日本的に空気を読んで、出しかけた挨拶は尻すぼみに飲み込みました;



そして、挨拶の代りに曖昧な笑顔(笑)
悲しいことに、やはり私たちは、正しく日本人です。



タパスの後は、中村屋でパフェを食べつつ、仏英について閉店まで喋り倒しました。
空の名誉にかけて詳しく書かないけど、今の空は、おかっぱのとき以上かもしれません。私もひとのこと言えないですが(笑)

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太陽のくにのテソロ

ミラクルは、次元爆弾をそっと私のデスクに置き、楽しい旅に出かけました。


人生、いろいろあるもんですよね。
ええ、ミラクル上司なんだかんだで憎めないんだよねー☆と言ってきましたが、てめぇセーヌ川に流れてしまえやボケぇ(超笑顔)と、今日ばかりは心の底から思った次第であります。


「尻拭い」というもののお見本はありますか?と言われたら、今日の私を見せればいいと思う。
1年分謝ったくらい平謝りしてきました。
ののしられることって、日常そんなにないですよね(笑)
さんざん嫌味は言われるし、むしろ、なんだか笑えてきました☆
うん・・・笑うしかないじゃない・・・あはあはあっはっはー


しかも、台本の束で手のひらズバっと2センチくらい切るし。
なんなんだ。
な ん な ん だー!!!!!!
隣の先輩には、お祓い行ってくれば?と言われました。


来週月曜から3日間、撮影です(おみ宅から歩いて5分の場所で)。
イタリアで食べた黒い食べ物をひと箱食べれば撮影に行かなくてよいというのであれば、3箱だって食うぜ☆くらい行きたくない。
もう、嫌な予感しかしねぇ。


眉毛と一緒に妖精さんの世界にご招待とか、誕生日に精神と時の部屋をプレゼントされるとか、なんかいいことないかな!!切実に!!


__________________________________________


面白くもない話を長々とすみません。
さて、ちょっとだけイタリア。


イタリアのトマトは、本当にきれいです。


市場やスーパーに山積みされたトマトは、真っ赤でピッカピカで、本当に野菜の宝石みたいでした。太陽の国のテソロ!!
トマトって、こんなにきれいな野菜だったっけ?


↓こんな写真しかなくて残念。
普通のかたちのトマトも、もちろんいっぱいあります☆



日本みたいに、傷まないようにきれいに並んでるのはほとんど見なかった。潔く山積みなのが元気で良い(下の方にあるのがしぼんでたりもするけど)。ただし、店先で触ると、おばちゃんがすっとんできて怒られるぞ!(←さわったらしい)
手に取りたいときは、Posso toccare?(さわっていいですか?)と一言いましょう。


難民生活の時、トマトにはとてもお世話になりました。
真っ赤なのを丸かじりするのがうまい。



親分とロマが育ててるトマトも、こういう宝石みたいなトマトなんだろうな!
あと、伊日とかにはそんな興味ないけど、イタリアの家のトマトがきれいすぎて感動する菊さんとかいい。

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コロッセオ

イタリアから帰ってまだ4日しか仕事してないのに、もう一ヶ月分働いたような感覚です。会社行って仕事することに変な違和感が。

旅行に行ってリフレッシュ☆とは明らかに違う、なにこの寂寥感。
ノーマルエンドとかで異世界から帰った神子様がたは、きっとこんな気分だったんじゃないかと思う今日この頃です。はやく社会復帰せな・・・!


________________________________
そんなわけでコロッセオ。
主なところは空のブログ見てください。


今回の旅行はローマ・フィレンツェ・ヴェネチアの3都市を巡るもの。
完全フリーなため、一人1都市を担当してプランニングとガイドをすることになってました。


ローマはK氏。K氏は、相当なカエサルファン。
K氏にとってのカエサルは、私にとってのプー。
コロッセオの解説をするK氏はガイドさんみたい・・というか、ガイドさんが熱を帯びた何者かでした(笑)


テルミニ駅からコロッセオまでは、Via Cavourをまーっすぐ歩いて20分(地図を見てがんばって思い出してます)
寄り道しつつも迷うことはなく、あれじゃね?と、極めて分かりやすい外観ですぐに分かりました。でかいし。


朝9時。拍子抜けするくらいすんなり入場できました。
ツアーの団体客などは10時頃に到着することが多いらしく、ちょうど私たちが見終わった頃に混んできました。


コロッセオの周辺には、剣闘士などの↓レイヤーさんたちがいます。

5ユーロで一緒に写真撮れます。営業にも抜かりない。
今度、日本で合わせやりませんか?


コロッセオの地下部分

今はむき出しになっていますが、昔は、舞台でふたがしてありました。ここに、猛獣や剣闘士、囚人が控えていて、上にせりあがる仕組みです。テイルズとかRPGのコロシアム系ミニゲームでも、よくせりあがってくるよね!

石版があった。

何が書いてあるのかは不明。この石版にキスすると、もっかいここに来れるんだったらしいよ!
とりあえず、古代文字を解読しようとしている空、という設定の写真を撮って楽しみました(笑)


穴にはまってる俺様もかっこいいぜ!

コロッセオは盗掘も多かったらしく、この穴がそうかは分からないけど、壁に穴がすっごい空いてます。

穴から顔を出す小さな眉毛ちゃんは妖精さんである。



そのほかにも、なぜか空いてたコロッセオで、無駄にかっこいいK氏や空を撮りまくりました。
遙か昔には何かだったのであろう石版や柱のかけらも、スタジオセットとして最高です。(←明らかに間違った楽しみ方)


コロッセオをゆっくり見てまわった(というか撮ってまわった)後、フォロ・ロマーノへ行く道。


ローマの支配地域の変遷をあらわしたレリーフもありました。

ローマじいちゃんはほんとに強かった。


この道沿いには、いろんなエンターテイナーがいます。
可愛いおそろいの民族衣装を着て歌う2人の女の子(すごいうまい)、見たことが無い楽器で不思議な音楽を奏でる人、ツタンカーメン・・・。



ツタンカーメン・・・え、なんで?(笑)



歩道に、金色に輝くツタンカーメンが立ってます。
最初は、置物だと思いました。
でも、足元にお金を入れるためと思しき入れ物が置いてあるのです。


人か?人なのか?
微動だにしないのですが、よく見ると体表面は布のようです。


不審がって遠巻きに見ていると、観光客のグループがツタンカーメンに近づきました。
とりあえず様子をうかがう私たち。


観光客、入れ物にお金を入れた・・・!ぐっじょぶ!
ところが、反応を示さないツタンカーメン。足りないというのか。
もうちょっとお金を入れた観光客。



するとツタンカーメンがなんと・・・・



ゆー・・・っくりおじぎをした!!



て、それだけかよ!!


10種類くらいのツッコミが一瞬にして頭を支配しました。


見れば、ツタンカーメンは向こうの歩道にもいる。
しかも我々は、ツタンカーメンが衣装(?)を脱ぐ瞬間も目撃。
中身は普通の人だったある。


しかし、何者なんだこの人たち。
ツタンカーメンのプロ?確かに、あそこまで徹底して微動だにしないことは、誰にでもできる技術じゃない。


なに、こういう仕事?もうかるの?
それとも罰ゲーム?劇団の新人を鍛える場?


結局なんだか分からなかったけど、これだけは分かった。
ぜったいきつい、この仕事。夏ぜったい地獄!


人と喋らないでできる仕事があったらいいな・・・と常々思っていますが、転職しても、ツタンカーメンだけは避けたいと思います。

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ローマの街角

イタリア旅行記。
観光地以外の、普通のローマの街の風景です。


イタリアに降り立って最初の目的地はローマのコロッセオ。
ホテルから歩いて行きました。20分くらいの道のりです。
天気は晴れ。朝8時のローマは人も少なです。


・・・やべえ、ここ、外国だ。

どうにも非現実な街並みを見て、今更ながら、世界地図なんかが頭の中にうかびました。
自分今、ほんとにこの長靴半島にいるらしい、みたいな。
ちょっと歩くとすごい建物が見える、というか、目に見える景色すべてがすごい。
どこを写真撮っていいかわからない(笑)


周りにあるどの建物も、数百年単位で古いものなのです。お店も、ホテルも。特にローマは、紀元前なんてのもあるらしい。
100年経てば文化財な日本からは想像もできない古さです。
見ず知らずの古代や中世の人が、今自分が住んでる建物に住んでいたというのはどんな感覚なのか、途方もない。
石造りの壁は剥がれて、蔦が絡まっています。


裏道が素敵。

観光客で賑わう表通りをちょっと外れると、現地の人の生活道路になります。
私とK氏は、どうにも裏道が好きらしく、すぐに細い道に入っては空を困らせました。
特にK氏は、旅行の最期まで裏道ハンターと化していました(笑)


洗濯物が干してあったり、舞台の広告がはってあったり、人も少なく光の差さない裏道は表通りとは別世界で、中世そのままの空間で街の人が普通に生活しているのがとても不思議でした。


普通に歩いてるだけで、眼レフ持ったウサがいれば大変なことになりそうなスポットをたくさん見つけました。これは、コロッセオに行く道で見つけた石の階段。

上のトンネルが気になって、寄り道してみました。


かなり古そう。
薄暗い石造りのトンネルは、ひと気のない静かな空間でした。

こんな素敵スポット、差し当たってやることは決まっています。
当然撮ります、無駄にかっこいいポーズとアングルの写真(笑)犠牲者は主にK氏。
もう、ローマの街をレイヤーに開放してくれればいい!←ローマの人に謝れ


いつの時代にかかれたんだろ。ランプも素敵。

クラシックなランプ・・・ではなく、実際古いのがすごいとこ。


テヴェレ川沿いを歩いて、ヴァチカンへ向かう道。
広い川が気持ち良い眺めで、街路樹がきれいに並んだ広い歩道をひたすら北へ。
そろそろ、足が疲れて腹が減ってきたころでした。


テヴェレ川とティベリーナ島。

ティベリーナ島は、島というより、でっかい中州です。
釣りをしたり、お昼を食べて昼寝したり、みんなのんびり過ごしてました。
このへんで適当にパニーニ買って食おうぜ、という話にもなりました。

ファブリチオ橋。

ティベリーナ島につながる二つの橋のひとつです。
このときはいいかんじの橋だと思って撮っただけでしたが、今調べたら、この橋もBC62年のものだった。紀元前ktkr…!


スペイン広場近くのマック。マックカフェ。黒い。

中は、普通のマックと違ってオサレなかんじ。ショーケースにケーキも並んでた気がします。
マックは旅行中に、別の都市でも何軒か見ました。入ったのは、難民生活のときのメストレだけだけど。


うろ覚えな知識ですが、イタリアでは地元の食文化をとても大切にする国らしく、マックが出店するときもいろいろ揉めたらしいです。
特にフィレンツェでは、「出店するのはいいけど、バーガーは売っちゃダメだだからね☆」(VSめりか)と。イタちゃん、強い(笑)
でも、実際フィレンツェのマック見たら、バーガーあった気がする。押しきれなかったのかしら。


道行く人が、道端で立ち止まって、クスクス笑っています。
???
近づいてみると、道とフェンスの隙間に、たくさんのガラクタ・・・いや、アートと呼ぶべきなのか(笑)、いろんなものが置いてありました。



たとえばこれは、ガラスの下に小銭が置いてあって、「困ったときはこのガラスを割って使ってください」というようなことが書いてあります。

あ、この石で割れと。でも、使えっても、こんな30円にも満たないような金額(笑)

他にも、「私の作品です。素晴らしいと思ったらお金を置いてください」と書いた横にただのネジが1本置いてあるとか、とにかくくだらないジョークが書かれた「作品」がずらーっと並んでました。おもしれー・・・というか、こういう場があるのが面白い。
イタリアって、誰が書いたかわからない壁の落書きまで、ユーモアとデザインがすごいのがたくさんあるのです。詳しくはフィレンツェで。


しかし、イタリアの古都の街並みはほんとにきれい。
日本はどうしてあんなにゴチャゴチャしてるのかな・・・と、旅行中よくみんなで話しました。
でも、石造りの家と木造の家の違い、気候の違いとかで、結局日本は無理なんだろうな・・・という結論になりましたが。


建て替えるなら当然最新の建物を建てるわけで、あえて藁ぶきを建てるわけがない。仕方ない。
伊勢神宮ですら、文化財なのに建て替えの代表格ですから。


日本は、どちらかというと、無形文化が残ってるのが多いのかも。
伊勢神宮にしても、数百年昔から伝わった技術とか建て替えの方法とかを大切に受け継いでるんだとか。
小さいことでは、おりがみの折り鶴も、平安時代に今のかたちになって、1000年以上変わってないらしいし。
そう考えると、折り紙もなめられない無形文化財です。


イタリアの古都は(他のヨーロッパもかもですが)、街がまるっとひとつの芸術作品になってるあたりが流石。それが、遺産として保存されてるのではなく、今でも街として生きてるのがすごい。外壁は紀元前なのに、中は現代的でオサレな洋服屋さんだったりするのが面白いです。


でも。もしも日本が強制的に脱引きこもりせずに今に至ったなら、現在はどんな街並みになってたんだろ、とか考えちゃいます。


・・・なんか、関係ないこといろいろ書いて長くなった。
とにかく、ローマらぶ。

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性別:
女性
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名誉ネオロマンサー
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自己紹介:
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は、今日も元気にプーと眉毛と髭に恋しています。

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