私が別行動で警察署に行っている間、クゥとウサはサン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会の聖器室と、カテドラルに行っていました。写真を見せてもらうと、聖器室のアズレージョが本当にきれいで、たぶん今回の旅行でたくさん見たアズレージョの中でいちばんではないでしょうか。
ちくしょう見たかったというのは置いといて、その中から気になったアズレージョの写真を一枚。
おおきく振りかぶって(バイオリンを)
これまで見たアズレージョは、幾何学模様だったり、宗教的な絵だったりがほとんどだったのですが、え、なにこれ、ただの喧嘩www
男がヴァイオリンをふりかぶって、目の前の男にたたきつけようとして、向かいの男もそれに応戦。ヴァイオリンの弦は全部切れてるし、どうした、何があったwwww
てか、どうしてこれを、教会の聖器室になるような建物のアズレージョに描いちゃったしwww
仏英の喧嘩もきっと、どこかの壁画や絵画の隅っこに描かれているに違いありません。
ところで、昨日竹林でポルトガルさんが公開されたので思い出したようにレポの続きを書きはじめたわけですが(11月14日現在)、ポルトガル中のアズレージョ探せば、ぜったい親分とポルトガルさんのあれやこれやが描かれたものがあるはずです。
ポルトガルさんのキャラクターに今後期待!
さて、カフェでまったり中のウサと合流。ついでに一服です。
ガラオン。こう見えてホットです。
ガラスのコップに入ったホットのカフェ・オ・レ以外に説明のしようがないんですが。
ポルトガル独特のコーヒーの飲みかたらしいです(たぶんガラスのコップに入ってるとこが)
本気でどうでもいいんだけど、サイダーをレモン入ったコップに入れたらこんな現象がおきた。
この後『パウロのカステラ』という日本人のご夫婦が開いているお菓子屋さんで、こんぺいとうを買いました。
南蛮渡来の菓子として有名ですが、ポルトガルでのもともとの名前はコンフェイト。
でも、日本語の金平糖っていう当て字可愛いですよね。
ポルトガルのこんぺいとうは、日本のもののように透明感は無く、細かいイボイボがある球体です。あと、日本のはコリコリ噛み砕いて食べるイメージですが、こちらはとても堅いので、どちらかというと飴に近いかもしれません。なめて溶かす。
オリジナルはこちらですが、やはり日本の魔改造すごいです。
味自体は同じく砂糖の塊ですが、見た目はダントツで日本のがかわいい。
さて、帰るには早過ぎるが観光施設はほとんど閉館という微妙な時間だったので、テージョ川を渡って向こう岸まで、ごはんを食べに行くことにしました。
カイス・ド・ソドレにけっこう立派なフェリー乗り場があって、向こう岸のカシーリャスまでは15分くらいで行くことができます。運賃は€2.5くらいだったと思う。覚えてないけど、そんな高くは無かった。あと、私たちはうっかり現金でチケットを買ってしまいましたが、たぶん、乗り放題のヴィヴァ・ヴィアジェンで乗れました。
フェリーの窓から素晴らしいテージョ川の夕焼けが見えました。
右手側がリスボン。
遠くに見えるのは4月25日橋。ウサがなぜかずっと日付を復唱してました(笑)
この橋の名前は、カーネーション革命というポルトガルの独裁政権が終わった日に由来しているそうです。その前から橋はあったけど、名前は独裁者の名前だった。
1974年…けっこう最近のことです。銃口にカーネーションを挿して独立を祝ったそうです。
ポルトガルが独裁政権下にあったことも知りませんでした。
世界史って、ほんと授業で重要と言われた部分の知識しか残っていないね…。
でも、こんなきれいな景色見れるんだし、フェリーの窓もうちょっと磨いておいてもいいんじゃないかなって…
港町、すごい閑散としてるんですが(^-^)
平日の夜ってのもあったけど。
リスボンと同じく通りにはレストランが立ち並んで、どの店も外まで座席を用意しているんですが、人があんまいないぉ……。
経営は大丈夫なのかとか、きっとリスボン市民の土日の小旅行スポットに違いないとか、余計なお世話をやきながらレストラン選び。
ここも、リスボンにも魚屋が多くて、日本のように魚の名前が書かれた値札なんてのもなく、ドスーンと魚が陳列されてる系。きっと、地元民なら見ただけで何の魚かわかる系。
リスボンでは時々、服屋さんやお菓子屋さんみたいにショーウィンドウの中に生魚が陳列されててびびる。
船着き場近くの、いちばん人が多かったレストランに。
アローシュでいいんだっけこれは!記憶が・・・!
シーフードのリゾットです。
はみ出してるものを見ても分かるように、でっかい魚介がゴロンゴロン入ってます!!
すごいおいしかった!!
3人で分けたけどでかすぎて食べきれなかった\(^o^)/
サラダもでかい!!
ヨーロッパでは注文のしすぎにマジ注意・・・(*´д`*)
結局、にぎわっているようだったこのお店も、居た人みんな大人数のひとつのグループでした。休日の昼間の様子も見たかったカシーリャス。
2日目終了!!
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