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沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも
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ウランバートルから天の川ツーリストキャンプまでの道のりは、車で2時間弱。
飛行機に5時間乗った後だし、何より地上を走ってるわけだし、なんかもう到着したような気分でいたのですが、

甘かった。

むしろ、ここからが本番だったみたいな。

結論から先に言いますと、
モンゴルに到着して一発目、




吐きました○| ̄|_



空港はウランバートルの外れにあり、一歩出るともう大草原が広がっています。
遠くにも近くにも、急な山の斜面にまで点在する、大量の小さな点々はぜんぶ動物。
見たこともない数のヤギ・羊・牛・馬がでっかい群れになって草を食っています。


すげえ!!モンゴルだ!!


初日の天気は曇り時々雨。それを抜かせば、ものすごいのどかな光景です。
雄大です。
でも、そんな360度パノラマに感動・・・いや、ひとしきり感動はしたのですが、そんなもん早々にぶっとぶくらいヤバイ道程が待ち受けているとは、知る由もありませんでした。


例えれば、ディズニーシーのインディ・ジョーンズ・アドベンチャーに2時間乗ってるかんじです。
ちなみに車は、なぜかフジテレビのロケ車(笑)


前日までに死人が出るほどのの雨が降ったらしく、草原のくぼ地に雨水が溜まって、でかい沼がボッコンボッコンできていました。
水溜りなんてかわいいもんじゃありません。


そんな草原を、フジテレビカーは走っていきます。
道路も、わだちもありません。見えるのは、泥水が見え隠れする広大で薄暗いフィールドだけ。
行く先にも、振り返った先にも、ひたすら人工物はありません。



あ。雨降ってきた。



もはや、運転手のおっちゃんが闇雲に走っているようにしか見えない不安。
『カントリーロード』を思い出しました。この道ーずっとー行けばー
どこかにつながってる道があるだけマシです。
コブクロの『轍』を思い出しました。轍さえも無いー道をただ進めー。
ここまでくると、わだちくらいあってほしいというのが本音です。


車の半分まで泥水に浸かりながら、おっちゃん普通に川を渡ります。
丘の斜面を、車体ひっくり返るんじゃないかってくらい傾いて車が走ります。


なにこのサバイバル。
ここで放り出されたら、ぜったいに帰れない。
ここで大怪我とかしたら、ぜったいに死ぬ。


写真を撮る余裕なんてありません。
ガイドさんとお喋りしながらも、みんなけっこう必死です。
完全にデストロイヤーと化した地面で車がバウンドしまくり、臓腑がえぐれます。


私の車酔いも、極限に達していました。
意味もなく、中島みゆきの『宙船』を、しかもサビだけを歌いました。


続けて、アクエリオンを歌いました。
サザキの花盗人も歌いました。


歌ってると、酔わないんです。
もう、なんでもいいんです。モンゴルまで来てサザキかよとか、ほっといてください。
なんでも、なんでもいいから、歌わせろ!!!!!!


私の異常を見かねたガイドさんが車を止めてくれたのですが、時すでに遅し。



・・・・マーライオン☆

モンゴル旅行、はじめの一歩は、ただ恐怖と車酔いに終わりました。
人前で吐くとか、ありえん。最悪・・・!
これからの5日間に不安を覚えるはじまりでした。

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