ロンドンの予習に、ノッティング・ヒルの恋人とか、ブリジット・ジョーンズの日記とか見てます。
このときのジュリア・ロバーツかわいい☆
しかし、TV版の主人公の吹き替えは和彦さんだったのか・・・。
DVDは違う人。残念。
しかし、ノッティング・ヒルのレビューに、「シチュエーションが現実離れしすぎていて感情移入できませんでした」とあったが、それ言われたら、私としては、
この世の全ての恋愛ものが現実離れしていることになるのだが(笑)←イギリスが舞台の映画だと、あとは、ラブ・アクチュアリーとか?
最近のだとなんだろう・・・
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リド島
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リド島は、ヴェネツィアの東側に横たわる長い島です。
これでもかってくらい細長いです。
ヴァポレットで、けっこうすぐに着きます。
大きな地図で見る着いたらすぐに砂浜が・・・!!というイメージで上陸したのですが、行けども行けども海に着かない。
海に着いたと思ったら防波堤だったり。
街は、コンパクトなリゾート地ってかんじでした。
バルコニーから藤の花が垂れている家をよく見ました。

藤って日本の花なイメージがありましたが、国が違えばイメージもがらっと変わって見えます。ここで見ると、不思議と豪華な花に見える。
で、本気で浜辺が見つからなかったんですよ。ほんとに。
頼みの綱で行った街のインフォメーションはなぜかつぶれてるし。
歩き疲れて、防波堤に座りこむ。
持ってるのは、イタリア語単語帳。

ちなみにこのとき、空は連日原因不明の痒みに苛まれていて、プルリジノーゾ(痒いよー)と連発していました(笑)
私も、かかとの痛みが半端なくて、ひどいときは片足びっこみたいになってて、ネカフェで疲労骨折について調べたりしてましたし。
しこたま元気に過ごしていたように見えて、それなりにいろいろ故障はしていたんです^^;
やっと浜辺に着いた!!

・・・平日の昼間だぜ?そして4月だぜ?
なんでこんな、本気モードで海水浴を楽しむ家族連れが多いんだ。
地面から生えているものは、パラソルを挿すものです。
アドリア海、青い・・・!!!!そしてこの透明度。

イタちゃんはこの海で生まれて、この海を支配したんだな~・・・という誤った方向の感動。
前日のグラッパの雪解け水と違って、すごくあたたかい。
アルプスの雪解け水=スイスさんの厳しさ<イタちゃんの優しさ=アドリア海

これなら泳げる。
青春のように遊んだ(笑)

しかしほんと、イタリアに行って、2日連続で水遊びするとは思わなかった。
好きな人の名前を砂浜に書いた←

自分撮り(笑)

イタリア最後のジェラートを食いながらダラダラしてたら、ひとりで浜辺を駆け回る、10歳くらいの少年の姿が目に入りました。
「子供は元気だねー」と、はじめはあたたかい目で見守っていたのですが。
「・・・てか、あの子なにしてんの?」
「・・・見たままを言えば、自分でなげたビニール袋を自分で追いかけて、それを、無表情で延々と繰り返してるよね」
「ちょ、なに、その悲しい遊び。楽しいの?あの子大丈夫?」
「ひとり楽しすぎるにも程がある・・・!」
「あ、あれ親いたんだ!」
父親と母親と思われる二人が、サングラスかけて寝そべっていました。
少年は、しびれを切らしたように両親のところへ行き、何かを訴えています。
↓空のアテレコ
「『暇だよ~、いつまでビニール袋追っかけてればいいんだよ~。ねえ、マンマー、パパー、もう帰ろうよー』」
「あ、マンマが・・・・あれ、カードじゃん!?カード渡しとくからおとなしくしろと!?ひでえ・・・!10歳の子供が、カードで何買うんだよ!現金じゃなきゃ、そこでジェラートも買えないよ!」
・・・と、目の前の家族劇を楽しく鑑賞して、イタリア最後の観光は終わったのでした。
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