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花の宴-緋-

沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

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半島から出られない11

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人がいないヴェネツィア


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いよいよ本当の最終日。
遠出するのもなんなので、ヴェネツィアの見納めに行くことにしました。
あと、時間があったらどっかの島行こうと。


こっちはのんびり楽しんでますが、世間はまだ、噴火による交通麻痺の真っただ中。
ヴェネツィアに新しく入ってくる観光客が無いせいで、いつもなら世界中からの観光客でごったがえす場所も、なんとなくひっそり。
きっと、ものすごくレアな状況なんでしょう。


お客が少ないから、レストランの客引きも必死。
適当に入ったお店も、私たちのほかに2~3組しかいませんでした。
あ、トイレの場所をウインクで教えてくれたウェイターがいたのはここです(笑)
そして、お通しのように置いてあったパンを食べたら3ユーロ勘定されてたトラップもここ。



普通のオステリア(リストランテの下の下のランク)でしたが、お店でパスタ食べるの久しぶりだったうちらってどうなんだろう(笑)


ランチのあとは、ヴェネツィアの、行ったことがない区域に行ってみました。
有名な観光地は大運河のあたりに集まっているのですが、それよりずっと離れた東の区域です。


今度も、ありえない広域マップで私とTを誘導する空。
もはや地元民の足取り。
今度こそ、空とはぐれたら遭難する。



人が消えたんじゃないかってくらい静か。
昼間の街なのに、自分たちの足音が響いて聞こえます。

いつの時代のどこだここは、という気分になります。
小さな広場に、ひっそりと教会が建っています。
イタリアは昔から、教会と広場を中心にした地域コミュニティがたくさんあって、その小さな単位ごとに政治が動いていたそうです。
ここも、そんな町内会の広場なんだと思います。


ドラゴンを倒す騎士・・・いや、どう見てもタツノオトシゴであるw



女性の腕と男性の腕の真ん中に十字架、その真下に髑髏。
神聖なのか不気味なのか分からないレリーフ。
なにか深い意味がありそう。
そう思って今検索したのですが、よく分かりませんでした。



もはや、完全にヴェネツィアの生活空間。

洗濯物を取り込むとき、どうやって隣の家と協力するのでしょうか。
電話するのか?今から洗濯物取り込みますって(笑)


石畳にチョークで描かれた、子供のラクガキ。

かわいい。なごむ。


お店の前でご主人を待つ犬。

ご主人は、目の前のバールで一服してるんだと思われます。
紐につながれてないのに、じっと動きません。
イタリアの犬は、ほんとうに躾が行きとどいています。すごいと思う。


このようにフラフラして、なんとなくヴァポレット(水上バス)の駅に出たので、そのまま近くの島に渡ることにしました。


(つづく)

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