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花の宴-緋-

沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

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イタリアのスーパーマーケット

スーパーマーケット:supermercato(スーペルメルカート)


貧乏旅行だったのと、単に地元スーパーというやつに行ってみたかったのとで、
ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィア・メストレ、すべての場所のスーパーに行きました。
今回の旅行を語る上で、スーパーは最重要項目(笑)


イタリアのスーパーのシステム↓


■入口にゲートがある
自由にどこからでも出入りできるわけではありません。
間違って出口から出ちゃったら、もう一度入口のゲートに行かないと入れません。

ゲートの前では、飼い主を待つ犬が、常に2~3匹寝転んでいます。
しかもこのワンコたち、繋がれてないのです・・・!
目の前には食べ物が陳列されてるというのに、ぜったいゲートの中に入らない。
イタリアの犬は、みんな感動するくらいおりこう。がんばれ日本犬!!


■買い物カゴにタイヤがついたもの
こっちではタイヤがついたカゴをひっぱるのが一般的なようです。
これ、ほんと画期的!!いっぱい買っても重くない!!
でも、なぜか店に入ってもカゴの在り処が分からない。
どこに隠されているんだ。本気で。
なので、入店早々カゴ探しからはじまります。
どうしようもないときは、もうすぐ買い物が終わりそうな人の後をつけて、放置されたものを奪う。

メストレでは、タイヤカゴの代りに、

このような巨大カートがありました。
大人2人くらい軽く入れるっつーの。
いくらなんでも、こんなに買うひといn・・・・・・


・・・・・・・・


そうですか、この巨大さでも足りませんか(笑顔)
カートいっぱいに商品を積んでる人がいっぱい。
え、それ全部たべるの?なんなの?しぬの?
西洋事情は複雑怪奇です。


ちなみに、この巨大カートは店の外でチェーンに繋がれてて、1ユーロコインを差し入れると外せます。んで、帰るときにカートについてるカギ状のものをチェーンに差し込むと、1ユーロが戻ってくる。
お客さんにカートをちゃんと戻させるようにするためね。


■野菜は量り売り
イタリアで、我々の主要な栄養源であったトマト(笑)
イタリアの野菜売り場は、まあこんなかんじで

普通に売られてるわけなのですが、
商品名の上に番号が書いてあります。
好きなのを選んで、重さをはかる機械に乗せて、その番号のボタンを押すとバーコードのシールが出てきます。
はじめてスーパーに行ったときは買い方が分からず、周りの主婦たちの行動を不審なまでに観察して理解しました。


日本と違って、大きさや形がまちまち。トマトなんて、ときどき枝のまま売ってるし(笑)

日本では、形や大きさが規格外のは処分されちゃうから、こっちのがもったいなくなくていいなあ。

ちなみに、1個いくらという表示はなく、全部1kgいくら。
日本なら100g単位で良さそうなのに、これが欧州クオリティ。

野菜がでかい。とにかくでかい。

これ、見てわかるとおりパプリカですが、隣のズッキーニが普通サイズと考えると・・・(笑)
アスパラの束も、日本の4倍くらいの本数で1束なんだぞ!

赤くないトマト。たぶん、生食用じゃないやつ。
トマトの種類は本当に豊富。


見たことがない野菜。玉ねぎに毛が生えたもの・・・という表現で正しいだろうか。
どうやって食べるものなんだろう。



■お惣菜。
なんだかわかるものもあれば、なんだか分からないものもある。
イワシでオリーブを巻いたものとか、トマトにお米が詰まってるのとか。
品名も読めないの多いから、とりあえず、
Quest…quest…quest…100 grammi per favore!(コレとコレとコレ100グラムプリーズ!)
知ってる単語をつなぎ合わせてなんとなく買える。

あと、おばちゃんがお客さんと話はじめると長い。
後に客がつかえていても喋る喋る。チャオ!と言ったあとでまた喋る。
日本人は、何か言いたげにそちらを見ている(笑)


■ぱねぇ
これ全部パスタです。お米にもコシヒカリ、ササニシキといろいろあるけど、ここまでじゃないと思う。

全部に名前があって、調理法も違うんだろうな。イタリアは、ほんとうにパスタの国でした。
しかも激安。一袋当たり、日本円でも100円しない。


■レジ袋
レジ袋削減が徹底してるみたい。
大きさごとに袋の値段は決まってて、大きいのだと、15セントすることも。
15セントといえば、安いヨーグルトくらい買えます。
私たちも、エコバック持って行きました。


■レジ
レジ台にはコンベヤーがついてて、お客は商品を籠から出してコンベヤーに並べます。
んで、前後のお客さんの商品と混じらないように仕切りを置く。
前の人の会計が終わるとコンベヤーが流れ、店の人がバーコード読み取ったやつをお客が片っ端から袋に詰めていくという、流れ作業かつ共同作業。


■営業時間
はじめて行ったローマのスーパーでのこと。
8:00閉店で、私たちは閉店30分前くらいに飛び込んだらしいのです。
んで、はじめてのスーパーに勝手も分からず頑張っていたら、突然店の電気が消えました

なにごと・・・!!!?

閉店時間になったら、客を強制的に追い出す。俺たちの仕事の時間は終わりだぜ!出て行きな!という無言のプレッシャー(笑)

まだ買いたいものがあったけど、何も見えないんじゃレジに行くしかない。
日本のように、蛍の光なんて流れません。いきなりです。心の準備も無く閉店。
お客優先で、まだ大丈夫ですごゆっくり~などという精神はないイタリアクオリティ。


■宣伝(笑)
イタリアで散々お世話になったスーパーBILLA。リンクも貼っちゃいます。

イタリア各地に店舗展開している強豪スーパー。広場でも、運河の上でも、黄色いレジ袋持って歩いてる人がいたら、BILLAが近くにある証拠。
安くて品揃えも豊富です。イタリアに行ったら、ぜひSupermercato BILLAにお立ち寄りください。
・・・とはいえ、いちばん世話になったのは、メストレのスーパーなんだよね。
あんだけ行ったのにお店の名前覚えてないや。



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私は、今日も元気にプーと眉毛と髭に恋しています。

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