買い物帰りに近所を散歩していたら、突如、鬱蒼と茂った森っぽい一角が姿を現しました。樹も草も伸び放題。そして、蔦のからまった塀の向こうには年季の入った白い建造物。そこだけ外界と隔離されたかんじが、とてもいい雰囲気です。
すごく気になったので、しばらく塀沿いに歩いてみたのですが、この建物、国文学資料館の跡地でした。あの、存在に気づいた瞬間に立川に移転してしまった・・・。
もう誰もいないみたいで、正門も裏門も全部閉じてました。
裏には大きな池があって、その水面にはみ出すように、建物が建っています。裏門から建物に続く小道には、ドクダミの花がわんさかはびこってました。
梨木に書かせたら、なんか出そうな庭。池とか、絶対何か棲んでる(笑)
やっぱ、やってるときに一度行っておきたかったな~。
蔵書も気になるけど、建物にも入ってみたい。
ネットで調べてみたら、その敷地、今は賃貸に出されてるっぽい?
せっかくの都会の別世界なので、もし取り壊しなんてなったらちょっと残念です。

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