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花の宴-緋-

沫雪かはだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花ぞも

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スカボロ・フェア

スカボロ・フェアって、イギリスの古典音楽だったのですね。
有名な歌だったから知ってたけど、完全に、サイモン&ガーファンクルが作った歌だと思っていました。


吟遊詩人が伝えるうちに歌詞や曲は変わっていったらしいけど、原曲ができたのは、少なくとも16世紀より前っぽい。
Wikiによれば、一説では「エルフィンナイト(妖精の騎士)」というバラッド(物語のある歌)の一曲を変化させたもので、その内容は、一貫して超自然現象やできない仕事(かぐや姫の課題的な)について歌っているということです。



歌詞に出てくる、「パセリ・セージ・ローズマリーとタイム」も、おまじないのような効能(?)があるんだとか。
やっぱイギリスは妖精さんの国です。
歪みないです。ブレない俺を見てくれ。


たいていのバラッドは、最後に破局が訪れるらしい。
マザー・グースの歌も怖いイメージあるし、懐かしい歌をくちずさんでも幸せになれない眉毛(笑)



古い歌ってお国柄がしっかり出てますね。
中古日本の歌も、大半が四季の移ろいを絡めた歌だから、こちらも歪みない(笑)
平家物語は、イギリス流にはバラッドに入るのかな?


ちなみに、英のバラッドと、仏のバラードは区別されるらしいです。
英以外の国では混同されて使われることが多いらしいので、イギリスでうっかり間違えたら「ワイン野郎と一緒にすんじゃねぇよ、バカァ!」と眉毛に怒られます。混ぜるな危険。


てか、今変なこと考えたんだけど、古典文学の中の歌って、日本初のキャラソンなんじゃ・・・。
当時だって、源氏物語の光源氏はすごい人気だったわけです。
んで、有名な歌人ではなく、二次元キャラである源氏が詠んだ歌を読者も褒め称えたわけです。
この歌、すごい源氏らしくてやばいよね!って。
それキャラソンの原理(笑)
日本初のギャルゲー的な何かを書いただけでなく、キャラソンまで挿入してしまうとは、紫式部、恐ろしいひと・・・!

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