ウェイターは全員イザークです。
店に入ると、「ふん、なんでここに来た!」と、つっけんどんに出迎えられます。そして、「さっさと選べ!」と、顔を横にそむけたままメニューを突き出されます。なかなか決まらないと、「早くしないか!」と言いつつ、ずっと待っていてく
れます。
注文すると、「遅い!」と言い放ちイライラと厨房の奥に消えていきますが、ちょっと覗くと、めっちゃ丁寧に手間隙かけてコーヒーを入れる彼を見ることができます。ちなみにパフェを注文すると、慣れない手つきでどうにかかわいくトッピングしよ
うと悪戦苦闘するイザークも見ることができます。見劣りするパフェですが、そんな彼の姿こそ最高のトッピングだと注文する女性客が後を絶ちません。
「飲んだらさっさと帰れ!」とぶっきらぼうにテーブルに置かれたコーヒーは、とても繊細な香りがします。
店を出ると、「もう二度と来るんじゃない!」と後ろから怒鳴られますが、チラっと振り返るといつまでもこちらの後姿を見送っています。しかし、見送っている自分の姿を見られた彼は、照れて顔を真っ赤にしてものっすごい勢いでドアを閉めて店に入ってしまいます。でも、エプロンの端をドアに挟んでしまったので、もっかいドアが開いて、もう一度バタン!と閉まります。
月に1度、関智一が混ざっていることがあります。
・・・・と、だいたいこんなことをM氏と電話で話しました。
地白虎カフェは、友雅と翡翠は何もしません。座って扇をパチンとかやって動きやしません。
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