・・・すばらしい海老煎餅を一袋、えらい人にいただきました。
すごくすごく美味しかったので、他の人たちにも配りました。
そして、定時もとっくに過ぎた頃。
ミラクル上司と一緒に、今作ってるものの仮ナレーションを録ることになっていたのです。
読むの私。
録音係はミラクル上司。
私は、「頂き物ですけど、海老煎食べますかー」と声をかけ、煎餅の袋を機材の横に置きました。
そして、収録中。
ふとミラクル上司の方を見ると、
なんと、海老煎最後の1枚に手を伸ばすとこでした。。
海老煎の袋は、まだ半分以上残っていたはず。
私も、もったいなくてチマチマ食べていたのです。
私は、とっさに「それ最後の1枚!!!!」と、マイクで叫びました。
ミラクル上司は、すごいビクっとして、おずおずと最後の一枚を袋に戻しました。
ミラクル上司よ。
誰が全部あげると言ったかな?(笑顔)たしかに私は、全部食べてはいけないとは言っていない。
しかし、こう、一般に「会社の上役」という存在は、出された煎餅を一瞬でたいらげるような人物ではなかろうて・・・
食べものの恨みは末代まで続く。
最後の1枚を食べながら、おぼえておけよ、と、私は心の中でつぶやきました。
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