もう、3カ月半もたってるので、本気で今更感が否めない。
早くしないと、記憶が美化されてしまう。
難民の続きです↓
とりあえず明日から泊まる場所を確保しなければならなかったので、フロントに延泊を要請しにいきました。
部屋は空いていてラッキー。
アラブ系・・・アジア系・・・ロビーには各国の難民の皆さんが待機してたので不安だったのですが。
さらに、フロントのお姉さんが、ネット予約すれば安くなるわよ、と教えてくれました。
いい人・・・!
しかし、ホテルのパソコンは30分2ユーロ。ちょい高い。
貧乏性な私たちは、ネットカフェを探しに出かけることにしました。
観光客に夢を見せる街、ヴェネツィア。
観光客を現実に引き戻す街、メストレ(笑)

水の都から橋一本隔てただけなのに、ものすごい普通。むしろ笑える。
ローマやフィレンツェやヴェネツィアだけがイタリアじゃないというのが分かります。
観光だけだとイタリアのきれいな部分しか見えなかっただろうから、普通のイタリアの姿が見れたのは貴重だったと思います。

歩道橋の下。フィレンツェではアートに見えた落書きが、ここにきて一気に俗っぽく見える不思議(笑)

さて、ネカフェです。
そもそもあんのか?という問題。
でも、ホテルにパソコンあるからネカフェの場所を聞きずらくて出てきてしまったのでした。
とりあえず、お店が集まってる広場へ出てみたのですが、あれ、なんか、お店ほとんど閉まってるんですが・・・?
時計を見ると、午後のいい時間。シエスタか!!シエスタしてやがる・・・!!
今までは観光地にいたので、レストランもお店も、常にフル稼働でした。
そうよね。イタちゃんだもんね!
イタリァァァァァ!!!!!と思いつつも、なんか安心しました(笑)
ある意味、観光地よりもイタリアらしいイタリアを目の当たりにした瞬間。
さて、ネカフェ探しですが、広場には無いことが分かり、街の人に聞くことにしました。
でも、こう、日本人が3人して「ネカフェどこですか」って、オタク大国なイメージ丸出しなような・・・なんとなく・・・うん・・・。
上記の理由で、若い人にはなんとなく聞きにくい。
よって、年配の人にターゲットを絞るが、年配の人はネカフェの場所を知らない可能性が高い。
そうだ、おまわりさんに聞こう!!
目的はいつのまにか、ネカフェ探しから一心不乱の警察探しにシフトしていました。
私たちが地図を片手に歩いていると、通りすがりの中国系のおじさん(現地人)が話しかけてくれました。
ちょっと期待したけど、残念、日本人じゃなかった。
おじさんも、私たちが中国人かと思って話しかけたみたいで、お互い苦笑い。
でも、おじさんに、警察署の場所を教えてもらいました。
・・・後から考えれば、おじさんにネカフェを聞けばよかったんだ。馬鹿だ。
しかし、教えてもらった警察署、これもまた門が閉まってる。
まさか、警察までシエスタじゃあるまい?
次に、立ち話していたおばあちゃんたちに交番の場所を聞いたのですが、行ってみたら、交番に人いないし(笑)
・・・たのむ、警察、いてくれ。
結局ネカフェは見つからず、相当の距離を歩いたうえにお昼も食べていなかったので、広場周辺に戻って、カフェに入りました。
お店に入ったら、私たちを見たお客さんのおばちゃんたちが超朗らかに挨拶してくれました。
イタリアのこういうとこ好きだ!
ホットチョコレートも、濃厚で美味しかった☆
・・・で、となりの店のショーウィンドー見て、下着を買おうか相談する日本人3人。
この時点で、着る服はすでにピンチであった。特にKが(笑)
結局、ホテルのパソコンで延泊を予約しました。
はじめからこうすればよかったのにね。
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